kokorinsax(ここりん)

私は58歳の時にサックス奏者になることを決めました。
あるサックスの演奏を聴いた時、その美しい音色に心を奪われ『サックス奏者になる!』と、
まるで雷に打たれたように一瞬でそう思いました。
でも、当時、私は書道家兼パステリア書(パステルアートと書道を融合させたアート)の講師の仕事をしており、
その仕事を兼任しながら真剣にサックスの時間を取ることは難しい状況でした。

そんな時、ふとインスタグラムで、80歳のお母様を施設に入所された時の様子を書いてある
お嬢様の記事に目が触れました。
その記事には、お母様が『60歳の時にやりたかったバイオリンをやっていたら、今頃、弾けるようになってただろうに』と、
悲しそうに後悔されていたことのお話しが書いてありました。

その時の私は58歳。
『あの時、やっていれば・・・』
そんな後悔を残して人生を終わりたくないと、心の底から強く思いました。
58歳の今、サックスを吹ける体がある。
書道とアートの仕事は十分に精を尽くした。
あとは決意する自分の意思だけ。
もう、迷いはありませんでした。

そして今、サックスの音色が少しでも皆様の癒しになれることを願いながら
一つ一つの音を大切に演奏をしています。

🎷萩原隆先生に師事しています
 https://www.saxman.biz

I am learning from Professor Takashi Hagihawa.
https://www.saxman.biz