福永晋三先生の邪馬臺國・鷹羽國説
記紀万葉研究家、「神功皇后紀を読む会」主宰である福永晋三先生が唱えている「邪馬台国＝倭国」は、豊国であるという説の紹介チャンネルです。
このチャンネルから特に福岡中心に行われている多くの講演・講座等に参加できない方に先生の説を知って頂ければ幸いです。
＜福永説の概説＞
神武朝は中国正史に謂う「邪馬台（やまと）国」、景行紀歌謡に謂う「夜摩苔（やまと）」すなわち日中の史書に謂う倭国（やまとのくに）」の建国でもあり、その国は必然的に、古代の「豊国（豊前・豊後）」とその周辺である。
萬葉集から取り出したのですが、古代の倭国には海があった。遠賀川の流域が大きな入江になっていた。ここが、近つ淡海である。また、行橋市のところも入江になっていた。そこが、遠つ淡海である。
萬葉集七番歌に詠われた「新北（熟田）津」が、鞍手町町の新北本司の場所であろう。その倭（やまと）王朝がここ豊国にあったという根拠をこの香春岳から確認した。この山こそが本物の倭三山である。
『古事記』、『日本書紀』、『萬葉集』に書かれた天の香山というのは、特に『古事記』、『日本書紀』においては天香山からは金が採れた。また、銅が採れた。近くからは鉄も採れたということが、神代の巻に記されている。
奈良県の天香具山は、金属は何も採れない。香春三ノ岳横鶴鉱山から２０世紀に自然金も採掘されている。金も銅も採れるこの山が天香山に間違いないであろうというのが、倭国＝豊国説の根幹である。
＜先生の主張＞
「戦後史学からの脱却！」
①GHQの占領政策（「神を語るな」）から解放されること。
②戦後史学の「邪馬台国畿内説」や「大和王朝近畿発祥説」から
解放されること。
③筑豊・田川の神々を尊重し、筑豊の古伝承を大切にすること。
④筑豊の人々が自分と自分の土地の遺跡に自信と誇りを取り戻すこと。
※ 筑豊が元気になれば、古代史が正しい姿に戻る！
＜倭国＝豊国説・邪馬台国田川説（福永説）＞
① 記紀は豊国中心の史書（倭国～日本国の歴史）
② 英彦山から沖ノ島までの遠賀川流域こそ倭国（邪馬臺国）
③ 神武・卑弥呼・神功・天智は豊国側の王
④ 倭の五王と阿毎多利思比孤（日出処天子）・天武は筑紫側の王
⑤ 壬申の乱も豊国での戦い
⑥ 平城京は桂川町にあった → 延暦三年（784）長岡京に遷都
『万葉集』27番の万葉仮名「四来三（よくみ）」を苦節15年、ついに解く⁉（令和5年6月15日、豊国の万葉集➉）の抜粋版
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山部赤人の「行幸従駕の羇旅歌」 （令和5年5月18日、豊国の万葉集⑨ 山部赤人編）の抜粋版
山部宿祢赤人 明日香と吉野を詠う（令和5年5月18日、豊国の万葉集⑨ 山部赤人編）の抜粋版
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「柿本朝臣人麿の羇旅（たび）の歌八首（254番〜256番）、筑紫国に下りし時に海路にして作れる歌二首」 （令和5年2月22日、豊国の万葉集⑥ 柿本人麻呂② より）
「柿本朝臣人麿の羇旅（たび）の歌八首（249番〜253番）」 （令和5年2月22日、豊国の万葉集⑥ 柿本人麻呂② より）
「人麻呂の正体と万葉集との関わり」 （令和5年2月22日、豊国の万葉集⑥ 柿本人麻呂② 抜粋版）
「梅花歌（序文、822番）、還入故郷家即作歌」（令和4年12月14日、豊国の万葉集④ 大伴旅人 より）
「大宰帥大伴卿讃酒歌十三首（344～350番）」（令和4年12月14日、豊国の万葉集④ 大伴旅人 より）
「大宰帥大伴卿讃酒歌十三首（338～343番）」（令和4年12月14日、豊国の万葉集④ 大伴旅人 より）
「大伴旅人の経歴と歌」（令和4年12月14日、豊国の万葉集④ 大伴旅人 より）
「若宮年魚麻呂と柿本人麻呂は、吉野宮で会っていたか？」（吉野の天女 天の羽衣伝説：その５）（令和5年4月20日、豊国の万葉集⑧）
「懐風藻 吉野に遊ぶ」（吉野の天女 天の羽衣伝説：その４）（令和5年4月20日、豊国の万葉集⑧）
「彦山北麓 中元寺の織姫」（吉野の天女 天の羽衣伝説：その３）（令和5年4月20日、豊国の万葉集⑧）
「万葉集・仙柘枝歌二首と続日本後紀・野馬臺の歌」（吉野の天女 天の羽衣伝説：その２）（令和5年4月20日、豊国の万葉集⑧）
「吉野の天女 天の羽衣伝説（その１）」（令和5年4月20日、豊国の万葉集⑧）
「思子等歌」、「哀世間難住歌」、「貧窮問答歌」（令和4年11月23日、豊国の万葉集③ 山上憶良編：その４）
嘉麻３部作「惑へる情を反さしむる歌」（令和4年11月23日、豊国の万葉集③ 山上憶良編：その３）
日本挽歌の意味は？ （令和4年11月23日、豊国の万葉集③ 山上憶良編：その２）
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万葉集８番歌の「熟田津」は、鞍手町の新北だ⁉ （令和4年10月26日、豊国の万葉集② 神功皇后編）の抜粋版
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＜和同開珎の歴史②＞新和同Ａ／Ｂ、富本銭は人麻呂が作った⁉ 最古の貨幣は富本銭でなく、古和銅だ⁉ （令和5年2月22日、豊国の万葉集⑥ 柿本人麻呂②）の抜粋版
＜福永晋三説＞ 和同開珎の歴史 （令和5年1月18日、豊国の万葉集⑤ 柿本人麻呂①）の抜粋版
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