東京都障害者ダンス大会ドレミファダンスコンサート

ドレミファダンスコンサートとは、知的・身体・重度・視覚・聴覚障害、ダウン症など、あらゆる障害のある方々、そのご家族、施設の方々をご招待し、様々な音楽とダンスを自由に、心から楽しんで頂く事を趣旨としたコンサートです。 子どもから社会人まで趣旨に賛同したダンサーや演奏者が集まり、創作ダンス・フラダンス・チアダンス・和太鼓・吹奏楽・生バンドなど、音や振動、視覚的なもの、心に身体に届くような五感に伝わる様々なパフォーマンスを、障害者の皆さんに楽しんでもらう為、日頃の練習の成果を大いに発揮します。障害者の皆さんは思い思いに楽しむことが出来、舞台・客席全体が一体となって、そこにいる全ての人々から笑顔が溢れ、一生の思い出となるような瞬間を楽しんで頂き、翌日から生きていく勇気を受け取ってもらえるコンサートです。

主催の特定非営利活動法人アヴァ(NPO AVA)のスタッフをはじめ、関わる皆様がそれぞれの長所を出し合いすべてボランティアで作っています。

2012年10月に渋谷公会堂にて第1回を旗揚げ、その後、年に2回、厚生労働省や東京都などの後援を頂き、運営はこのコンサートの為に立ち上がった東京表参道ライオンズクラブが主となり開催をしています。毎回、お子様の活き活きした表情や心から楽しんでいる様子を見て「また明日から一緒に頑張ろう」「家族で参加出来て、子どもたちの見たことの無い顔を見る事ができて感謝しています」等、たくさんのお手紙を頂いています。年々来場者が増え、東京の各地区の障害者の皆さんより「もっと開催して欲しい」とドレミファダンスコンサート開催のオファーを頂くようになり、東京都の応援で6年前にはじめて1万人が収容できる東京体育館メインアリーナにて開催することが出来、都内の障害者の皆さんが一同に会せるコンサートが実現しました。イベント名も「東京都障害者ダンス大会ドレミファダンスコンサート」となり、東京都中の障害者の皆さんの大会として知られるようになりました。その後、第10回記念大会の際には、障害者支援に携わられている秋篠宮妃殿下並びに佳子内親王殿下にお成り頂きました。

障害の有無を超えて、出会いと交流の輪が広がるとともに、障害のある方の自立と社会参加が進むことを目的とし、更には社会貢献のできる障害者が生まれる環境を作っていく為、邁進していきます。