【睡眠】睡眠時の時間感覚【一橋綾人/にじさんじ】
Автор: 一橋綾人 / Hitotsubashi Ayato【にじさんじ】
Загружено: 2025-12-29
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今回の動画は睡眠時の時間感覚についての解説です!
我々は寝ている時どのように時間を感じているのでしょうか…?
監修
筑波大学精神神経科講師 松崎朝樹先生
以下、原稿です。数字はスライド番号になります。
皆さんこんにちは。一橋綾人です。
突然ですが、皆さんは目覚ましを設定したのにその5分前に起きた経験はありますか?
もしくは10分ぐらい二度寝しようかと思っていた時にいざ目を覚ますと予想以上に長く寝てしまった時、あると思います。
①今回は睡眠中の時間感覚がどのようなものか、学んでいきましょう。
②まずは人の時間感覚についてです。以前お話ししたように、人にはおおよそ24時間周期でホルモンや体温が変動する体内時計があり、これは脳の視交叉上核という場所で管理されています。こちらは日光による影響を受けておりますが、その体内時計とたとえばストップウォッチを10秒ちょうどで止めるような時間の感覚はまた別と言われています。
③時間感覚の脳の研究では、特定の領域だけが時間感覚を調整しているわけではなく、大脳皮質、視床、大脳基底核を中心とした基盤が基本的な時間感覚を、小脳は精密なタイミングを、前頭前野が時間的なメモリ機能と意識的な注意機能を担うと考えられています。
Merchant, H., Harrington, D. L., & Meck, W. H. (2013). Neural basis of the perception and estimation of time. Annual review of neuroscience, 36, 313–336. https://doi.org/10.1146/annurev-neuro...
④睡眠時の時間感覚も同様のものである可能性が高いとされており、ある研究では自分で決めていた起床時刻に併せて、徐々に前頭前野への血流が上昇することが報告されています。
Aritake, S., Higuchi, S., Suzuki, H., Kuriyama, K., Enomoto, M., Soshi, T., Kitamura, S., Hida, A., & Mishima, K. (2012). Increased cerebral blood flow in the right frontal lobe area during sleep precedes self-awakening in humans. BMC Neuroscience, 13(1), Article 153. https://doi.org/10.1186/1471-2202-13-153
⑤さて、それではさらに詳しく睡眠時時間感覚について、見ていきましょう。
睡眠時の時間感覚はノンレム睡眠、レム睡眠の時でそれぞれ異なると示した研究があり、ノンレム睡眠が多い深夜は睡眠時間を実際より長く評価し、レム睡眠の多い明け方は実際より短く評価するとされています。夜中に目が覚めた際に思った以上に時間が立っておらず、明け方に何度か寝て起きてを繰り返すと思った以上に時間が経っている、というイメージですね。
Aritake-Okada, S., Higuchi, S., Suzuki, H., Kuriyama, K., Enomoto, M., Soshi, T., Kitamura, S., Watanabe, M., Hida, A., Matsuura, M., Uchiyama, M., & Mishima, K. (2010). Diurnal fluctuations in subjective sleep time in humans. Neuroscience research, 68(3), 225–231. https://doi.org/10.1016/j.neures.2010...
⑥そしてこういった時間感覚と実際の時間の違いにより起きうる問題があります。それが睡眠誤認、逆説性不眠と呼ばれる現象です。不眠症などの状態である一部の方には、本人の睡眠評価と実際の脳波測定などで得られる睡眠時間にズレがあることが知られています。これにより、3時間しか寝られていない、という本人の主観的な症状に対して、実際は7時間ほど寝ていた、ということが起きます。そういった方でも実際に脳に問題が起きていないわけではなく、健常な状態と比較し脳波の変化や脳内の代謝活動の変化が報告されています。
⑦実際には眠られているから治療する必要がないかというとそういうわけでもなく、本人の寝られないという苦痛はあるため基本的には同様の治療が行われます。それでも、寝られないという自覚が出た際、脳波測定よりは正確性は落ちますがポケモンスリーブなどの測定アプリを使ってみたり、実際に周囲の人に夜寝ているか確認してもらうのもよいかと思います。
寝られていないという不安感がさらに不眠症状を悪化させることもあるため、一つの安心材料にしてもよいでしょう。
⑧一方で、何度か不眠症の話の中で出ておりますが実際に日中に強い眠気やミスの増加など不眠による影響と考えられるものがある場合は治療を検討する場合があるため、医療機関へご相談いただければと思います。
ということで今回は睡眠時の時間感覚について紹介いたしました。人間の時間感覚についてはまだわかりきってはいない部分も多いですが、様々な要因で実際の時間と寝たあとに感じる時間には違いが生じることもあるため、客観的な確認も重要です。ご参考になれば幸いです。
それでは、次回の動画でお会いいたしましょう。
参考文献
ICSD-3
https://journal.chestnet.org/article/...
三島和夫 (2024).睡眠学の百科事典 丸善出版
柳沢正史 (2024).今さら聞けない 睡眠の超基本 朝日新聞出版
【X(旧Twitter)】
/ aya10_1tsubashi
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