水晶がいっぱい‼【長野県 茅野市･金鶏金山】武田信玄の隠し金山探索！

ここは武田信玄の金山跡で２００個あまりの露天掘り跡と数か所の坑口跡が残る有名な史跡で、
車を置いて歩いて１０分の所にある露頭で水晶の観察ができます。
ここには小さいながらも水晶が沢山あります。
【撮影日】 2023.11.5

【今回の観察地】
金鶏金山(金鶏鉱山）きんけいきんざん
長野県茅野市金沢（ながのけんちのし､かなざわ）
グーグルマップ：https://x.gd/SCGlTd
地理院地図：https://x.gd/0xyir
35.93956294118379,138.15870578500525
【金山跡地までの走行ルート】
金鶏の湯から金山跡まで車で35分９ｋｍ移動しますが、ストリートビューで麓の林道入口から『千軒平』までの林道の様子も確認できます。
① 金鶏の湯：
グーグルマップ：https://x.gd/KDfiD
地理院地図：https://x.gd/kq3fk
35.94894533930723,138.18893739989957
② 金沢併用林道入口：
グーグルマップ：https://x.gd/qZRbn
地理院地図：https://x.gd/d1EZW
35.9385572402996,138.1888270576704
林道の３ｋｍ先からは砂利道で轍が深い場所や大きな岩が埋まっている個所も複数ありますので、車高の低い車は底（腹）を打ちますので十分に注意してください。
もしこの林道に不安がある方は⑦の『芝平峠』側からもアクセスできます。
なお、この林道の冬季閉鎖はありませんが、冬場は凍結の恐れがあります。
③ 林道の砂利道の始まり
グーグルマップ：https://x.gd/mhmkd
地理院地図：https://x.gd/xEiBJ
35.94920308539854,138.16859402883523
④ 金山跡の案内標識
グーグルマップ：https://x.gd/TNwDq
地理院地図：https://x.gd/86QZF
35.94610241426156,138.15725
⑤ 『つるし掘り跡』の看板付近（ここに駐車します）
グーグルマップ：https://x.gd/pmA50
地理院地図：https://x.gd/2AudD
35.938328480255215,138.16017912732713
⑥ 『千軒平』の看板付近（ここにも駐車できます）
グーグルマップ：https://x.gd/wEmhT
地理院地図：https://x.gd/Smfv0
35.93959034582638,138.15841670000003
⑦ 芝平峠（しびらとうげ）
反対ルートからこの峠を越えても金山跡に来れます。
グーグルマップ：https://x.gd/3ZHcC
地理院地図：https://x.gd/h1j4y
35.932600365702065,138.16094056391714

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金沢併用林道の問い合わせ先
南信森林管理署
０５０－３１６０－６０６０
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【露天掘り跡見学】
『つるし掘り跡』の看板から約８０ｍ谷を登ると露天掘り跡があります。
『つるし掘り跡』の看板
グーグルマップ：https://x.gd/1KOz9G
地理院地図：https://x.gd/h6Px5
35.938513366173446,138.1600873441639
露天掘り跡
グーグルマップ：https://x.gd/tFE1H
地理院地図：https://x.gd/1q3pf
35.93895130805718,138.16037070771398
 
【観察ポイントまでの徒歩ルート】
駐車場所から露頭までは約２００ｍ10分歩きます。
まずは『つるし掘り跡』の看板前の広い路肩に車を停め、そこから下の沢を目指して約１１０ｍ歩くと『事務所跡』の史跡があります。
その対岸の小高い丘に露頭があり、その露頭の下のザレ場が観察場所です。
① 駐車位置と露頭に向かう小道の入口
グーグルマップ：https://x.gd/D9h8G
地理院地図：https://x.gd/7xjzf
35.9382834376825,138.16014270267127
まずこの路肩脇にある緩やかな小道を東に５０ｍ歩きます。
② 分岐点
グーグルマップ：https://x.gd/oR7eh
地理院地図：https://x.gd/KM1ob
35.93803501259021,138.1604973413742
次に５０ｍ下に『不動明王の碑』が見えますのでそれを目指して斜面を下りて行きます。
③ 不動明王の碑
グーグルマップ：https://x.gd/RpM4Z
地理院地図：https://x.gd/0hb6z
35.93773370441666,138.16044216652077
そしてこのすぐ下に『事務所跡』である平場があります。
④ 事務所跡
グーグルマップ：https://x.gd/uRBnb
地理院地図：https://x.gd/0eGcJ
35.937585,138.160525
ここに沢が流れてますが、この上流、下流側ともに複数の坑口跡があり、この沢でパンニングすれば砂金が見つかるらしいです。
⑤ 対岸の竪坑跡
グーグルマップ：https://x.gd/h0pXF
地理院地図：https://x.gd/bEzuk
35.93714717342875,138.16022905332576
さらに平場の前の沢を渡って対岸の斜面を４０ｍ登ると竪坑らしき穴があります。
⑥ 露頭（ここが観察ポイントです）
グーグルマップ：https://x.gd/zMKEn
地理院地図：https://x.gd/dfKdy
35.93693802617507,138.16073710114767
最後に竪坑跡脇の東側にある尾根先を登り、尾根を越えるとその１０ｍ下に露頭があります。
この露頭が今回の観察ポイントで、様々な鉱物が観察できます。
この露頭の上部には今なお沢山の水晶が残ってますので、貴重な水晶の産状も観察できます。
さらにこの露頭の１０ｍ下にも別の露頭があります。

【観察できる鉱物】
露頭下にはズリみたいな大量の転石がありますのでその石を拾って観察しますが、絶対に露頭には手を触れないでください。
ここでは水晶（日本式双晶）、緑簾石？ 含クロム白雲母、フローレンス石、テルル蒼鉛鉱、苦土電気石、ビスマス鉱物、紅柱石、金紅石、くさび石、自然金などが見つかってます。
※この産地は国有林の中にありますので、持ち帰るは控えて観察程度にしてください。
【観察方法】
ここにはクロムを含んだ青い転石が大量に落ちてます。
落ち葉の下に転がっている転石を拾いハンマーで割ると、中からいろんな鉱物が出てくるらしいです。
あと、転石の上に溜まった落ち葉を掻くために熊手や小さな松葉ほうきがあると便利です。

【ご注意】
１. この産地は国有林の中にありますので、持ち帰るは控えて観察程度にしてください。
２． 露頭には絶対に手をかけないで残してください。
３．露頭付近はザレ石の上に落ち葉が堆積していて、非常に滑りやすいので滑落しないように十分に注意してください。
４． 立ち入り禁止場所には絶対に入らないでください。
５． きれいに手入れされている山なので、食べ物かすやペットボトルを投棄しないでください。
６．お子様連れの方は、必ずお子様用の手袋、できればヘルメットの着用をお願いします。
７．携帯電話はなんとかつながります。

【今回参考にさせて頂いた情報源】
１．鉱物ウォーキングガイド 全国版　松原聰著　P70
https://amzn.to/3VXGQy4
２．ミネラルハンターさん
『長野県茅野市金鶏鉱山の鉱物』
https://x.gd/Fz4Ko
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音楽素材提供1：BGMer(ビージーエマー)
https://bgmer.net/
音楽素材提供2：MOMIZizm MUSiC
https://music.storyinvention.com/
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00:00 金鶏の湯から金鶏金山までの道順
01:02 露天掘り跡の見学
02:00 金山遺構に移動
04:52 観察ポイントに移動
06:15 露頭で観察開始
08:54 次の露頭で 観察開始

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