2022年の大水害地の福井県南越前町大桐流木撤去の為の作業道開設スタート20231014
Автор: Koji Miyata 宮田香司
Загружено: 2023-10-14
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2022年(令和4年)の福井県南越前町大桐で起こった水害地の森を再生するために動き出したご夫婦の新しい取り組みが始まった!!
2023年3月から自伐型林業を学び、実践がスタートしました。
ふくい美山きときとき隊が支援していきます(^^)/
今後の活動を不定期ですが、発信していきますね。
下記、新規に設立した団体♪
福井かひる山 風土舎
令和4年8月に降った豪雨で私が住んでいる谷を流れる鹿蒜(かひる)川が氾濫し、甚大な被害が出ました。特に、川の最上流にあるウチの集落は6軒もの住家が全壊となり、取り壊されました(災害全体で全壊は7軒)。令和5年9月現在、集落に残った住家が7軒であることを考えると、その被害の大きさがお分かりになると思います。
河川沿いを中心に各所で復旧活動が始まっていますが、自宅から見える風景は被災当時とほとんど変わっていません。
そして、被害は河川に留まらず、山の谷という谷に及んでいます。
集落周辺の谷も例外ではなく、現在も土石流の土砂や倒木が民家裏の林に引っ掛かっている状態です。集落は、昨年から堆積した土砂や倒木を取り除く要望を町へ出していましたが、処理の予算や業者の手配が付かないまま年を越してしまいました。
このままでは、再び豪雨に襲われた際、林に引っ掛かっている土砂と倒木が民家に突っ込んでしまう危険性が高く、早急に対処しなければならないと感じていました。
そのような状況の中で、今年3月、福井県内で林業を学べる研修が行われることを知り、「まずは、樹木を扱える技術を自分で身につけよう」と藁にもすがる思いで参加しました。
通常、林業に欠かせない重機バックホーの操縦資格は2日の講習で取ることができますが、参加した研修はチェンソーや刈払い機、小型バックホーの扱い方をはじめ、重機を山へ入れるための道づくりや樹木の伐倒、搬出、さらには経営に至るまでの内容を50日間かけて学ぶという本格的なものでした。
また、その施行スタイルは「自伐型林業」といい、小さな重機を使って森の生長を妨げないくらいの間伐を繰り返しながら環境に負荷をかけずに森を大きくし、活用していくというものでした(詳しい内容は改めてお話したいと思います)。
私は、チェンソーやバックホーなどの資格が取れることも知らないまま参加していましたが、学べば学ぶほど、地元で起きている山の荒廃を食い止め、災害に強い森に育てていくには「自伐型林業」が最適であると確信するようになりました。
そして、この8月、地元在住の4名で任意団体「福井かひる山 風土舎」を立ち上げました。
傷ついた山を整理しながら、災害に強く、生態系や人々の暮らしに優しい森をつくっていきます。自然と人間の生活のほどよいバランスを保つには、野生動物との関わり方も欠かせません。自伐型林業だけでなく、狩猟やその他の山に関する幅広い知恵と技術を活用しながら豊かな山にしていきます。
また、そうした知識や技術を学べる場にもしていたきたいと考えています。
このページを通じて当団体の活動を報告して参りますので、よろしくお願い致します。
※写真=集落裏のスギ林にひっかかっている土砂と倒木
「福井かひる山 風土舎」代表、 吉田智彦
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