冬期_南アルプス南部_茶臼岳・上河内岳・仁田岳
Автор: OYM ! Oyama CHANNEL
Загружено: 10 мар. 2025 г.
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今週も北アルプスを狙うも、天気予報が微妙(とくに土曜日)のため、登山口が遠くてなかなか行く機会がない南アルプスの南部にチャレンジすることにした。
南アルプスの南部は特に登山者の少ない場所、自分自身もほとんど行ったことがない。今回は百高山のひとつ上河内岳に登頂し、茶臼岳と仁田岳もついでに登る計画とした。十分に1泊2日でもできると思いますが、とにかく登山口まで遠いので車で運転する時間も必要なので、せっかくならということで2泊3日のゆったり山行ということにしました。
茶臼小屋に2泊させて頂きました。とても広くて綺麗な小屋でありがたかったです。
・登山口畑薙ダムのゲート(沼平)
駐車場に5時前に到着。新静岡ICを下りて山道を2時間半弱走って着きました。途中、道路に鹿が飛び出してきて、私の車に体当たりして去っていった。クルマはなんともなくて良かったが、鹿にぶつかって車が破損ということも良く聞くので、当たり具合が悪かったらここで山行中止となるところでした。駐車場には5台前後の車があり、多少の登山者が入っているのかなっ?と思いながら登山準備を進める。畑薙までの道に雪はなし。
・畑薙ダムの林道と畑薙大吊橋
ほのかに明るくなった頃合いの6時前にスタート。ゲートで登山届を提出(ポスト)したのち、林道をすすむ。まえまえから興味深々の畑薙大吊橋!初日は風が結構強くて橋の中盤以降は揺れて怖い。
・茶臼岳登山口からウソッコ沢小屋
大吊橋からの取付きは急登だが、その後は1000m前後の標高をトラバースして小さくアップダウンしながら進みます。ヤレヤレ峠から下り基調となりウソッコ沢に下ります。その後、沢の脇の道を進んでいきます。橋が整備されており5つくらいあります。ウソッコ沢小屋までほぼ雪なし。沢脇の登山道の日陰に少し雪が残っているくらいです。
・ウソッコ沢小屋から横窪沢小屋まで
ウソッコ沢小屋から登りがはじまります。中の段という場所くらいから雪が常態化してきます。チェーンスパイクを使いました。横窪峠を越えると木の隙間から横窪沢小屋が見えます。峠から小屋までの北側のトラバース路は少し注意が必要かもしれません。丸太の橋を渡ったら小屋に到着です。
・横窪沢小屋から茶臼小屋まで
横窪沢小屋までは順調に進んでいたのですが、この小屋の先にトレースがなくなります。適度な間隔でピンクリボンがあり、夏道もなんとなくわかる感じではありますが、凍結、踏み抜きなどたいへんでした。最初、チェーンアイゼン、その後、斜度があがり始めて12本爪に換装。"ココは1900m"のプレート付近のトラバースで、ピッケルを出して使いました。その後、積雪量が多くなって踏み抜き多発となり。わかんに換装。しばらく順調に歩けたが斜度が再びきつくなったので、ふたたび12本爪に。。。さらに15時あたりから雪が降り始め吹雪となる。茶臼小屋まであと少しではあるがなかなかつけず。薄暗くなりはじめる17時前に小屋に到達することができました。気温はマイナス20℃+吹雪で結構たいへんでした。
・茶臼小屋
綺麗な小屋で土間もあり小屋内で装備の脱着ができてありがたかったです。冬季トイレが1つ別棟に開けて貰えていますが、雪に埋もれて掘り出すことができず使えませんでした。宿泊者は他にはなし。小屋内でテントを立てて寒さをしのぎました。小屋内もマイナス20℃、テント内はマイナス15℃。小屋付近の雪面は表面がクラストしており、テントシューズでは移動は不可能でした。この小屋に2泊お世話になりました。協力金箱あります。
・茶臼岳、仁田岳、上河内岳
日の出を稜線上で迎えるために5時半に小屋を出発
小屋のある場所がほぼほぼ稜線直下なので30分ほどで茶臼岳の稜線に出られます。2日目は風は穏やかになりつつある。早朝は少し風は残っていました。小屋から夏道ではなく茶臼岳へダイレクトに登り詰める。茶臼岳からは富士山はもちろん360°のパノラマビュー。せっかくなので光岳方面の仁田岳まで稜線歩き。雷鳥の足跡がぽろぽろとあるが、姿はみえず。仁田岳の山頂には標識なし。その後、茶臼岳まで戻り、上河内岳へ。上河内岳へ向かう途中に、新鮮な足跡を発見する。日帰り登山者2組が登っていました。上河内岳への稜線は二重稜線となっておりルートはいろいろと取れます。肩まで遠いと感じたが、肩からはあっという間に山頂に到達できてびっくりした。上河内岳からの聖岳の眺めが素晴らしかった。次は聖岳にも登ってみたいと感じた。
十分に2日目で下山する時間もあったのですが、下山したあとの帰路(クルマ)のことを考えると、もう一泊してゆったりと登山させて貰うことにする。初日の晩よりも2日目の晩の方が、寒さも緩んで過ごしやすかった。それでもマイナス12、3℃ですけど。
行きの登りですごく苦労したので、下山もすごく大変かと覚悟しておりましたが、わりとさくさくと下りることができました。さずがに平日(月曜)下山なので、駐車場には車がほぼない状況でした。ここからのクルマでの帰りがメチャ遠くて気が遠くなりそう。。。
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ー・ー・ー・ー・ー・ー・忘備録・ー・ー・ー・ー・ー・ー
・滑り止め(G12の長い爪のアイゼン)とチェーンスパイク
・ピッケル
・茶臼小屋、横窪沢小屋、ウソッコ沢小屋 冬季開放されています
・夜の気温は外気マイナス20℃くらい、小屋内もマイナス20℃弱
・厳寒期用ガス缶が必要
・早朝の山頂アタック時の気温はマイナス20〜25℃くらい
・2日目の日中はマイナス10℃くらいまで緩んだ
・シュラフはモンベルダウンハガー800#0
・駐車場に行くまでの林道に積雪はなし、ノーマルでも行けると思います
・ただし、夜間は鹿など動物が飛び出してくるので怖いです(要注意)
・冬靴、厳寒期手袋、ゴーグル必要
・駐車場はこの時期満杯になることはないと思われます
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