古銭 「寛永通宝の母銭の価値と見分け方」
Автор: 古銭の世界
Загружено: 19 февр. 2022 г.
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今回は、寛永通宝の母銭と通用銭の見分け方ついてご説明を致します。
同じ寛永通宝でも母銭と通用銭では価値が何十倍、何百倍にも変わることがありますので最後までご覧下さいね。
寛永通宝には、実は、通用銭と母銭があります。
通用銭とは、市場に出回って、実際に商品の売買に使用された寛永通宝を言います。
一方、母銭とは、通用銭を鋳造する時の母型(ぼけい)で、市場に出回ることはありません。
母銭は、通用銭よりほんのわずかだけ大きく、文字なども鮮明という特徴があり、材質や寸法にも違いがあります。
こちらは仙台銭の母銭と通用銭になります。母銭が左側で右側が通用銭です。
如何ですか?
ご覧頂いた通り同じ寛永通宝の仙台銭でも全く違うのがお分かりになるかと思います。
母銭と通用銭との見分け方のポイントは3つです。
一つ目が、素材が違う!
二つ目が、母銭の方が文字や模様がハッキリしている!
そして、三つ目が、至輪径(しりんけい)が違う
です。
ご覧の通り左側の母銭と右側の通用銭とでは、素材が違うのがお分かりになるかと思います。
それに、母銭の文字の方が鮮明なのに対して、右側の通用銭の文字は凹凸が少なく鮮明ではありません。
3つ目のポイントの至輪径(しりんけい)とは、ご覧の通り輪の内径(ないけい)のことを言います。
母銭の方が大きく、通用銭の方が小さいのがお分かりになるかと思います。
これは、母銭は、鋳型(いがた)と言って、金属を溶かして流し込む型を作るためのお金です。
その鋳型から作られる通用銭は、高温からの冷却時の熱収縮によって至輪径や文字が小さくなったり、歪み(ひずみ)などを引き起こします。
その結果、通用銭の至輪径(しりんけい)が母銭に比べて小さく、文字や模様が鮮明ではなくなってしまうんです。
出来上がった寛永通宝は、ヤスリがけで残留物を取る為、大きさ(直径)が変化しますので、母銭と通用銭の比較は、大きさ(直径)ではなく至輪径で比較をします。
気になる寛永通宝の母銭の価値ですが、通用銭とどれほど違うのかというと、一概には言えませんが、何百倍もの価値になる事があります。
通用銭が1,000円ほどの価値しかなくてもその母銭ともなると、30万円以上もの価値になることもあるんですよ。

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