九州国際大学付属・岩見輝晟【高校野球神宮大会優勝校】大阪桐蔭・川本晴大と春のセンバツ甲子園注目１年生左腕　MAX144　ピッチング&守備

岩見輝晟（九州国際大学付属）ピッチング！2025高校野球秋季神宮大会でMAX144！大阪桐蔭・川本晴大と春のセンバツ甲子園注目１年生左腕
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九州国際大付の“スーパー1年生”が、噂に違わぬインパクトを放った。
先発マウンドに立った左腕・岩見輝晟（いわみ・らいせ／1年）が、6回を投げてわずか1安打、無失点、そして11奪三振。秋の九州大会では2021年以来となる勝利をチームにもたらした。

初めての第157回九州地区高等学校野球大会でも、マウンド上の岩見に“初々しさ”は見られなかった。初回、先頭打者から自己最速を3キロ上回る144キロの直球で空振り三振。続く打者も同じ144キロで仕留めた。3番打者に左前打を許したものの、杵築の安打はこの1本のみ。初回のピンチも三振で切り抜けると、以降は圧巻の投球でノーヒットに封じた。

「途中で中指のマメが気になって…」と球速は130キロ台中盤まで落ちたが、3回以外はすべての回で複数奪三振。まさに“九国の新エース候補”としての片鱗を見せつけた。

福岡大会では決勝・福岡大大濠戦など2試合に登板。大会後にフォームを微修正し、腕の位置を下げてサイド気味のリリースへ。「自分ではサイドで投げてる意識」と語る岩見は、その変化で球速アップと安定感を両立させた。「練習で見たとき、『とんでもない球を投げていた』と驚いた」と楠城祐介監督も目を丸くするほど。「肩や背中の張りもないです。投げやすい」と本人も手応えを語る。

さらに5番打者としてもチームを牽引。4回には右越えの二塁打でチーム初安打を放ち、続く久保田天晴（2年）の適時打で先制のホームを踏んだ。7回コールド勝ちを決めた猛攻の口火も切り、投打で存在感を示した。

「マメは大丈夫です。準決勝に行くために投げるだけです」
そう言い切る“スーパー1年生”の視線の先には、秋では4年ぶりとなる4強の舞台がある。

◆岩見輝晟（いわみ・らいせ）
2009年6月26日生まれ、福岡市出身。東月隈小2年時に「下月隈ジャガーズ」でソフトボールを始め、席田中では「志免レッドスピリッツ」でプレー。3年春に全国8強入りを果たし、ヤングリーグ九州選抜にも選出。187cm、78kg。左投げ左打ち。



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