【技術紹介】赤石回路でAIを作った猛者たち【Minecraft】

VOICEVOX: ずんだもん

引用元
・Cohomology0氏によるレッドストーンNN(前半)
   • 【Minecraft】World first pure redstone ...  
・mattbatwings氏による改良版(後半)
   • I Made an AI with just Redstone!  
・3Blue1Brown氏によるニューラルネットワーク解説 (本shortsの0:23の図)
   • But what is a neural network? | Deep ...  
   • ニューラルネットワークの仕組み | Chapter 1, 深層学習（ディー...   (日本語版)

「AI」という言葉に明確な定義はありませんが、一般には「人間のような知能を作る試み全般」を指すことが多く、その試みの中で生まれた技術がニューラルネットワークに代表される機械学習です。ChatGPTをはじめとする生成AI技術には、必ずと言っていいほどニューラルネットワークが使われています。

今回紹介したのもニューラルネットワークを用いて手書き認識を行う装置ですが、他のコンピュータで学習したパラメータを導入したものであるため、この装置自体は学習機能を有していません。

これを「AI」と呼ぶか否かは、「AI」という言葉の定義が明確でないため、各自の解釈にお任せする他ありません。
(2つめの引用元動画のタイトルで「AI」と呼んでいたのでそれに従ってみました)

ただし、GPT-4のAPIを呼ぶ場合を考えてみると、学習済みのモデルに文字列を入力して回答を得る、という流れになっていて、この際に学習は行われません。この動画で紹介した装置も、本質的に同じことをしているので、GPT-4を「AI」と呼ぶのであれば、「AI」と呼称して差し支えない気がしています。

ちなみに、画像認識AIや囲碁AIなど、特定のタスクにしか使えないAIを「弱いAI」、人間のように様々な状況に対応できるAIを「強いAI」「AGI」と区別して呼ばれることが多いです。「運用時にリアルタイムに学習する機能がある」、というのはあくまで後者の実現に必要な条件のひとつです。