『ゲド戦記』(2006)予告編

『ゲド戦記』(2006)
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『ゲド戦記』(2006)

タイトルは『ゲド戦記』ですが、ル＝グウィンの小説「ゲド戦記」シリーズと、宮崎駿が描いた絵物語「シュナの旅」の両方の要素を取り入れてつくり上げられた物語です。「ゲド戦記」からは全5巻のうち、主に第3巻「さいはての島へ」を題材に取っています。

宮崎吾朗監督によると「ゲド戦記」よりも「シュナの旅」をベースとしていて、少しずつアレンジを加えていき「ゲド戦記」に近づいたとのこと。ル＝グウィンの小説と大幅に異なる部分も多いのはこのような理由からだったのです。

『ゲド戦記』あらすじ
エンラッドの王子アレンは世界にはびこる「悪」に悩むうち、心の「光」の部分と「影」の部分が逆転してしまいます。「影」に追われてアレンは父王を剣で刺してしまいました。世界の均衡が失われて広がる混乱は、アレンの心にまで及んでいたのです。

怖ろしくなって国を出たアレンは大賢者ハイタカと出会い、ホート・タウンへと向かいます。そこは人を狂わせる薬や人買いが横行する荒廃した街でした。街外れにはハイタカの昔馴染みであるテナーが住んでいて、ハイタカとアレンはそこに身を寄せます。テナーは親に捨てられた娘テルーを引き取ってともに生活していました。

しばらくは穏やかに実直な生活を営んでいた彼らでしたが、あるときハイタカが留守にしている間にテナーが誘拐されてしまいました。ハイタカに復讐心を持つ魔法使いクモの仕業でした。

原作 アーシュラ・K. ル＝グウィン
原案 宮崎 駿
脚本 宮崎吾朗 ⋅ 丹羽圭子
監督 宮崎吾朗
プロデューサー 鈴木敏夫
音楽 寺嶋民哉
主題歌 手嶌 葵
声の出演
岡田准一 ⋅ 手嶌 葵 ⋅ 田中裕子 ⋅ 香川照之 ⋅ 風吹ジュン ⋅ 内藤剛志 ⋅ 倍賞美津子 ⋅ 夏川結衣 ⋅ 小林 薫 ⋅ 菅原文太
上映時間 約115分
配給 東宝
公開日 2006.7.29（土）

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