KATO 急行「日南」 Express ”Nichinan” /N scale
Автор: GENERATION_ZUGKUNFT
Загружено: 2019-09-29
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KATOの12系客車がリニューアル発売されたのにあわせて、旧形客車時代の「日南」と24系25形客車が連結された晩年の「日南」を走らせてみました。
急行「日南」は時代によって運転区間に違いがありました。
1975年に山陽新幹線が博多まで全通するまでは、関西(京都)-九州(都城)を結ぶ列車として運転されていました。廃止になる前年の1974年には一時的に宮崎-都城間の下りの日南3号は蒸気機関車による牽引となっていました。
山陽新幹線開業後は九州内の日豊本線を走行する急行列車として運転されました。
当初は485系特急形車両が不足していたことも相まって、昼間にも475系急行形車両を用いて運転されていましたが、やがて夜行列車のみの運転となりました。
そして国鉄末期の最後のダイヤ改正で、急行「日南」と同じく九州内を鹿児島本線経由で走行する急行「かいもん」は、寝台車が24系25形特急形車両に変更となりました。しかも急行「日南」は宮崎 -西鹿児島(鹿児島中央)間を寝台車連結のまま、普通列車として運転されていました。(急行「かいもん」も門司港-小倉間普通列車)
往年の東海道本線のブルートレインの車両が普通列車に使われるということに、子ども心ながら衝撃を受けました。
ということで、当時住んでいた浦和から急行「日南」に乗車するために、そして国鉄最後の記念ということで初めての本格的な鉄道旅行に出かけました。
旅行の経路としては、北浦和→東京→寝台特急出雲1号→出雲市→大社→出雲市→特急おき3号→津和野→SLやまぐち号→小郡(新山口)→普通列車→小倉→篠栗線経由普通列車→博多→鹿児島本線普通列車→小倉→急行日南→西鹿児島(鹿児島中央)でした。
小倉の駅は春休みと国鉄末期ということで混雑していました。残念ながら寝台券は満席で取ることができなかったのですが、指定席は確保することができました。模型では再現できていませんが、指定席はグリーン車の座席を転用したリクライニングシートとなっていました。入線してきた列車は、赤いED76を先頭にオハネフ25 100番台が2両連なっていました。これも趣味的には衝撃的でした。
夜行2日目ということで結構寝入ってしまいました。宮崎からの普通列車区間に入ると寝台車以外は自由席となるので、にぎやかな地元客が乗車してきてリクライニングシートとミスマッチな雰囲気となりましたがまたすぐに寝てしまったようです。そして鹿児島県境付近の山深い区間を走っていたのもおぼろげながら覚えていたのですが、次に目が覚めたのは終点の西鹿児島(鹿児島中央)で駅員さんに起こされた時でした。
残念ながら乗車はしたけれど、ほとんど記憶がなく写真もないというのがオチです。
そんな思い出のある列車を、KATOの12系客車のリニューアル発売に合わせて再現してみました。
24系25形客車は以前単品で購入して半ば保留車となっていた車両です。
模型はDCC化しています。
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