オリジナル曲「透月」

誰でも大人になったら好きな夢に就けると思ってた｡大人になるに連れて捨ててしまった夢の事､本当に諦め無ければいけないのか…そんな詩を作ってみました！



沈んで沈んだ青の先
見捨てられた時計の針
忘られた光の置き場
私の瞳に反射した
見た事無い水の街
海に浮かぶ大きな月

おとぎばなしの中の事
信じなくなった頃の事
知らない声に追われてて
近づく影が怖かった
理想と現実
受け入れる事が大人と思って
幻想の絵の本は
目と一緒に閉じた

何年経ったか
あの日から
自分逃してどれくらい
真っ暗闇に飛び込んで
光を消して眠ってから
気付いた時には沈んでた
深い海へと沈んでた
地上の息はくるしくて

沈んで沈んだ青の先
見捨てられた時計の針
忘られた光の置き場
私の瞳に反射した
見た事無い水の街
海に浮かぶ大きな月
此処は何処か
これは夢か
細かい話はもういいか
不思議と此処なら
息ができるから

望んだ事ならあったかも
知らない世界
知らない自由
もしも私が知れたなら
瞳の雫は止まらない
そうなる事を欲してた
心は未知を欲してた

沈んで沈んだ夢の先
被さり合った埃の跡
輝き望んで開いた瞼
私の瞳に透過した
見た事無い光の街
海に溶ける小さな意思
ここが理想か
これでいいか
うるさい話はもういいか
不思議と此処なら
素直になるから

もう少しよかったんだよね
本当は
夢見てて良かったんだよね
信じて
ーーそうか…
私は私なんだ

沈んで沈んだ僕の先
いつも見てた絵本の事
少し残った宝石のカケラ
私の心に重なった
見た事無い理想の街
青に光る希望の星
此処でどうか
ここがいいな
おときばなしはもういいか
きっと此処でなら
夢が見れるから
そうだよね
今日が私のせいたんび
海の月も
祝ってくれてる


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