特別対談/グローバル化時代の産業はCAPアプローチで生き残る/早稲田大学 藤本隆宏教授/日本に必要な「21世紀の軍師」～デフレ終焉と生産性競争時代幕開け～/Part2

日本に必要な「21世紀の軍師」～デフレ終焉と生産性競争時代幕開け～
「失われた30年」は、終わり、今こそ、日本の製造業が反撃に転じる時。この30年、日本のものづくりは衰退したのではなく、未曾有の「デフレ圧力」の中を、知恵と工夫で生産性を向上させて「生き抜いてきた」のである。
しかし時代は変わり、優れた戦略なくしては淘汰される真の「生産性競争」が幕を開ける。ここで必要となるのが、『21世紀の軍師』の視点である。
古来、軍師は戦場の地形や兵力差といった「比較優位」を見極め、勝利への道筋を描いた。21世紀の軍師が見るべき戦場とは何か。それは、製品アーキテクチャ、ビジネスモデルなど、これら事業の根幹をなす『設計』の比較優位だ・・・。

この動画では、グローバル化時代を生き抜くための経営戦略「CAPアプローチ」を徹底解説。
驚異的な技術力を持ちながら利益率が低かった企業が、ある”視点”を変えただけで高収益事業を生み出した事例をもとに、技術を利益に変える「アーキテクチャ戦略」の重要性を解き明かします。

※本動画は「日本に必要な「21世紀の軍師」～デフレ終焉と生産性競争時代幕開け～」の
　第２回公開動画です。第１回まだ視聴されていない方はぜひとも第１回を視聴の上御覧
　ください。
　Part1：現代の製造業に必要なのは「軍師の視点」
　　　　　   • 特別対談/現代の製造業に必要なのは「軍師の視点」/早稲田大学 藤本隆宏教授/日本に必...  

▼書籍情報
『日本ものづくり哲学』増補版
https://amzn.asia/d/9cOTpRt

本対談では、本書の核心をなすテーマを軸に、さらに踏み込んだ議論を展開します。藤本先生、朴先生の長年にわたる緻密なフィールドワークに裏打ちされた豊富な事例と、鋭い分析眼から紡ぎ出される言葉の数々は、単なる学術的な解説に留まりません。
デフレ時代の思考から脱却し、自らを「21世紀の軍師」と再定義するためにも、日本製造業の経営者・ビジネスリーダー、そして製造業に携わるすべてのビジネスパーソン必見の内容となっています。

目次
00:00 ダイジェスト
01:43 経営と現場をつなぐ「CAPアプローチ」とは
03:01【事例】世界シェアトップ級の技術でも利益5%…なぜ？
04:02 "視点"を変えて利益率10倍！電子顕微鏡メーカーの変革
05:22 なぜDXは進まない？組織能力とITツールの相性問題
10:41 「全部頑張る」はもう古い。これからの"割り切り"と"こだわり"の設計
12:30 日本に必要なのは現場監督（ディレクター）か？全体設計者（アーキテクト）か？
14:24「設計」こそが経営と技術の架け橋である

◆藤本 隆宏（ふじもと　たかひろ）先生 プロフィール
早稲田大学 大学院経営管理研究科 教授
東京大学 名誉教授

▼一般社団法人ものづくり改善ネットワーク
https://mkn.or.jp/index.html
日本のものづくり産業の競争力強化、日本ものづくり現場の生産性向上を推進されている団体。
代表理事を務められている藤本先生が中心となり、全国各地で活動する改善指導者（コンサルタントやインストラクター）や、それを支援する自治体・金融機関などが連携するための知識共有の場を提供することを目的として2013年に設立。

▼ものづくりインストラクター®養成スクール
https://mkn.or.jp/mono-inst%20school....
製造現場の改善を指導できる人材を育成するための実践的な養成スクール。座学だけでなく、実際の工場での現場実習を重視しているのが大きな特徴。
このスクールは、企業の現場リーダーや、豊富な経験を持つ技術者OBなどが対象。修了者は、自社の生産性向上を担うだけでなく、地域の中小企業の改善を支援するコンサルタントとしての活躍も期待されています。企業の競争力強化と、ものづくり人材の育成を目的とした取り組みです。
※ものづくりインストラクター®は、東京大学の登録商標です。


◆朴 英元 先生　プロフィール
東京大学大学院 経済学研究科附属 経営教育研究センター 特任教授
埼玉大学 人文社会科学研究科 教授


◆CollaborativeDXとは
メディア概要：Collaborative DX は、事業経営を通してよりよい未来を創る主体者である日本製造業の経営層・リーダーのためのメディアです。
メディアコンセプト：日本製造業の「この指とまれ」が未来を創る

▼Collaborative DX Webメディアはこちら
https://www.collaborative-dx.com/

▼コラボ・取材依頼などはこちら
https://www.collaborative-dx.com/cont...

◆CollaborativeDX運営企業
フューチャーアーティザン株式会社
https://www.future-artisan.co.jp/

▼フューチャーアーティザン株式会社　YouTubeチャンネル
   / @futureartisan_videocontent  

▼「アーティザンな人たち」：フューチャーアーティザン株式会社サブチャンネル
   / @futureartisan_subchannel  

#ものづくり #製造業 #日本経済 #藤本隆宏 #日本ものづくり哲学 #早稲田大学 #対談 #CAPアプローチ #アーキテクチャ #設計思想#すり合わせ #モジュラー #技術経営 #文理融合#DX #生産性向上 #収益化#事業戦略 #グローバル化 #組織論