青森をゆく②「夏泊半島ホタテライン」【ルシャ翁がゆく】
Автор: ルシャ翁Kouyaがゆく
Загружено: 2020-08-10
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陸奥湾(青森県)の中央付近に飛び出た半島部を夏泊半島と呼ぶ。陸奥湾は、夏泊半島を境にして、東の野辺地湾と西の青森湾に区分される。
半島の全域は平内町(東津軽郡)に属しており、おおむね小湊川支流の盛田川と高森山を半島の南限とする。半島の中央部は夏泊山地となっている。半島の北端の突端部は夏泊崎と呼ばれ、その沖には大島がある。
海岸部は西側と東側で様相が異なっていて、「西浜」と呼ばれる西海岸では夏泊山地がそのまま海へと落ち込む断崖絶壁の地勢となっている。この西海岸部には、油目崎や茂浦半島など、海上に突き出た険しい岬状地形がいくつかあり、双子島、茂浦島などの岩礁・小島が散在する。「東浜」と呼ばれる東海岸も平地に乏しいが、海岸段丘や人工的に造られた砂浜がある。南東部の小湊川・盛田川流域には台地状の地形が広がっており、夏泊台地と称する。
夏泊崎
夏泊半島の北端部を夏泊崎という。その200メートル沖合には大島があり、干潮時には地続きとなる。
岬付近の海岸沿いには江戸時代前半には村が形成されていたが、時期は不明瞭なものの、廃村となった。集落跡には井戸があり、漁師の一時的な住居や放牧に利用されてきた。近年は観光客向けの土産物店などが集まっている。
椿山と椿神社
夏泊崎の南側の後背地は海岸段丘になっていて、小高い草地の丘がある。この丘陵地は家畜の放牧地として利用されてきたが、いまは一部がゴルフ場などに利用されている。
この一帯は古くから椿山と呼ばれ、江戸時代からツバキの名所として全国的に知られていた。いまは22ヘクタールあまりの丘陵地に約7000本のヤブツバキが自生する。ここはツバキの自生地の北限として国の天然記念物「ツバキ自生北限地帯」になっている(指定日:1922年(大正11年)10月12日。
江戸時代に東北地方の旅行記を刊行した菅江真澄(1754年 - 1859年)は、『津河呂の奥(津軽の奥)』の中で当地を「ここらの椿咲きたるは巨勢の春野[注 5]のたま椿も之をこそよばねと」と評した。また、松浦武四郎(1818年 - 1888年)は『東奥航海日誌』のなかで、「一山椿木斗にして中に松二三株立てり」と記している。
椿神社に伝わる棟札によれば、神社は元禄11年(1698年)に「椿宮女人神」として建立されたのが濫觴である。菅江真澄『津河呂の奥(津軽の奥)』の伝えるところによると、平安時代末期の文治年間(1185年 - 1189年)、現地の女性が近畿地方からやってきた男性と結婚の約束をして送り出したが、約束した期日までに男が戻らなかったために、女性は椿山から海へ身を投げたのだという。まもなく帰ってきた男は、女がすでに亡き者となったのを知って嘆き、山の麓に祀った。このときに近畿から持ってきたツバキの実を植えたことから一帯にツバキが広まったとされており、本来は温暖な地に自生するツバキが本州北部の当地に生えているのはこのためだという。
椿神社はのちに村社となり、女性神ではなくサルタヒコ(旅行・恋愛の神)とシオツチノオジ(航海の神)を奉斎するようになった。寛政9年(1797年)の『津軽俗説選』では、椿神社がサルタヒコを祀るようになったのは、おなじく「ツバキ」を冠する伊勢国一宮の椿大神社(三重県鈴鹿市)の主神がサルタヒコであったことからの伝播だろうという推論が紹介されている。
椿神社付近の海岸では人工的な砂浜の養浜が行われており、5月から初夏にかけてツバキが赤い花を咲かせる椿山とその山麓の椿神社は、景勝地として日本の渚百選(1996年)にも選ばれており、夏泊半島の代表的な観光地の一つとなっている。
西浜(西海岸)
夏泊半島の西海岸地形図
青森湾に面する夏泊半島の西海岸は、古くは「西浜」と呼ばれてきた。この西海岸は典型的なリアス式の沈降海岸で、海岸線は切り立った海食崖や複雑な入り江、岩場や岩礁に富む。一帯は好漁場になっており、また製塩も盛んに行われた。
岬から南西側の海岸は久慈浜(久慈ノ浜)と称する。その南にはリアス式の小さな岬があり、油目崎と呼ばれている。
茂浦半島
茂浦半島は、夏泊半島の西側に突き出た、東西3キロメートルほどの岬である。周囲は断崖になっており、高いところでは落差100メートルほどにもなる。半島の先端部には双子島、半島の南には茂浦島があり、いずれも好漁場として知られる。
半島の付け根にある茂浦地区では江戸時代に海水を煮詰めて製塩が行っていた。最盛期には年間6000俵もの塩を産出し、塩は青森に運ばれて米と交換されていた。地域には塩釜神社が祀られている。
茂浦は水産業の拠点にもなっており、1966年(昭和41年)から1967年(昭和42年)にかけて青森県が約2億円を投じ、県立の水産総合研究センター増養殖研究所(地方独立行政法人青森県産業技術センター、旧・青森県水産増殖センター)を開設した。同所はホタテガイの養殖研究などを担っており、青森県の水産業の重要基地に位置づけられている。
茂浦半島から南へ1キロメートルほど沖合にある茂浦島は、周囲約1.4キロメートル、最高地の標高107メートルの無人島である。大正時代にキツネの繁殖事業が試みられ、秩父宮・高松宮が1921年(大正10年)に養狐の状況を視察に訪れている。島でのキツネの繁殖自体には成功したが、成獣になると島から逃げ出したりするものがあり、事業化には至らなかった。
【Wikipediaから引用】
#高橋竹山
「三味線じょんがら」
【旅行期間】
2020年(令和2年)7月13日~7月26日
GOTOトラベルキャンペーン開始
2020年(令和2年)7月23日
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