箭田大塚古墳(倉敷市真備町箭田)
Автор: Talehikp Matsugi
Загружено: 2020-06-04
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倉敷市真備町箭田の箭田大塚古墳は、吉備3大横穴式石室の一つです。6世紀末に営まれた直径約50m強の円墳(小さな突出を持つ可能性も)です。石室の長さは19.1m(動画中では19.4mと言っていますが、公称値は19.1m)、玄室の長さ8.4m、幅3m。巨大な1枚の奥壁は吉備の横穴式石室の中でも最大級の石材でしょう。興味深いのは3基の組合式石棺で、石室の壮大さと洗練度に比べると素朴で、ステイタスが高いものとは言えません。この、石室と石棺との激しいギャップに、葬られた人の複雑な背景がうかがえるのですが、具体的な解明は今後の研究の進展にゆだねられます。奈良時代の有名な官人・吉備真備の祖母に当たる人の名を刻んだ骨蔵器が近隣で出土していることから、真備より数世代上の同族の人物が葬られているかもしれません。井原鉄道「吉備真備」駅から北へ徒歩25分。駐車場完備。
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