majiko – ダークヒーロー　Music Video

■配信シングル「ダークヒーロー」
2024.10.9 OUT！
https://FRIENDSHIP.lnk.to/DARKHERO_ma...

「ダークヒーロー」
Music & Lyrics：majiko
Arrangement：majiko
Sound Produce：majiko, Tetsu Kinoshita

Recording & Mix Engineer：Takahiro Tezuka
Vocal：majiko
Guitar：Tetsu Kinoshita
Synth Bass/Bass：Michihiko Nakanishi
Piano：Yuya Yoshino

Music Video Director：Mani Kato
Cinematographer：Yuya Noda

Hair & Make-up Artist：Kisa Yamada [Superbly Inc.]
Production Assistants：Hermits Qzaki & Dreamers, Yuki Uryu

Location Cooperation：道玄坂カフェ
Lighting Equipment Cooperation：VANLINKS Co.,Ltd.

Special Arigato：まじっこ

[majiko コメント]
この度、「ダークヒーロー」のＭＶをいつもお世話になっている加藤マニさんに深夜から朝までカメラを回していただきました。
FCのまじっこ達にも協力してもらい、私よりもまじっこ達の方がカロリーが高かったと思います。

何も知らないまじっこ達が、次々と撮影場所のカフェに集合して席に座り、机の上に置いてある数々の武器を見た時のあの顔が今でも忘れられません。
「今から皆さんに、殺し合いをしてもらいます」
心の中でそう呟いたと思います。

今回は少しだけダンスにも挑戦しました。
ライブでも踊れたらきっと楽しそうです。

総じてとっても楽しかったです！
ありがとうございました！！

[加藤マニ監督 コメント]
わたしにとってのヒーローって、誰だったんだろう。と考えると、実際に救われた体験などから、フィクションの人物ではなく、実在の人物を思い出そうとしてしまいますが、こと、テーマを「わたしにとってのダークヒーロー」と定めると、フィクション以外では本当に見つけられないんですよね。そもそもダークヒーローの定義の一つが「本人の信念に従い、そのために法を犯すなどの反社会的な行動をとる人物」となってまして、まあ普通の生活をしていたら、周りにはいない存在のはずなんですよね。いたら困るまであります。

にも関わらず、ダークヒーローへの憧れは大なり小なり多くの人が持っているのって、いったい何故なのでしょうか。それはきっと何にも縛られない自由への憧れなのではないでしょうか。ヒーローって、大変なんですよな。みんなを救わなければならないし、逃げるわけにもいかないのです。でもそれはわたしたちの普段の生活にも相似していて、社会の一員として、自分がしなくてはならないことを、(自分のためでもある場合も多いですが) 他者のために行っていく必要があります。

その点ダークヒーローは、そういうのあんまり関係ないんです。自らの信念に則って、他者を顧みず、自己が実現させたいことに全力を注ぐ様子を見て、おれたちにできない事を平然とやってのけるッ そこにシビれる！あこがれるゥ！というわけなんですな。

とはいえ、ダークヒーローも、みんな平然とやってのけているわけでもないというか、きっと彼らの葛藤や孤独みたいなものはあり、それらは多数の作品で描かれています。今回のミュージックビデオも、majikoさんが自身の不思議な力によって、理想的な環境を作っていこうとしますが、その端々に、孤独や虚しさを伴うような展開にしました。そして、最後までmajikoさんが何を目的としてその行動をしているのかは、理解しづらい作りにしています。ヒーローでもヴィランでもないわたしたちに、彼らが何を考えているのか、全て理解はできず、ただ見つめることしかできないのです。願わくは、彼らがあなたを傷つけることがありませんように。

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