アル＝ワリードの征服！【歴史解説】

ウマイヤ朝を最盛期へと導いたのがアル＝ワリード1世でした
父カリフのアブドゥルマリクから王位を継承すると征服活動を精力的に展開していきます
東方ではホラーサーン地方を越えてインドに進出し西方ではイベリア半島全土をイスラム帝国の支配下に収めました
北アフリカからヨーロッパへの進出はイスラム教の伝播に大きな影響を与えることになります
アル＝ワリード1世は文化面でも輝かしい功績を残しました
ダマスカスのウマイヤド・モスクを建設しこれは後のイスラム建築の模範となったのです
また病院や養老院を建設するなど福祉政策にも力を入れていました
さらにアラビア語を公用語として定着させ行政機構の整備にも尽力しました
その結果多民族・多文化共生の基盤が確立されイスラム社会は安定期を迎えることになります
在位10年という短い期間でしたがその功績は後世まで語り継がれているのです
歴史がどのように動くのかを広く感じることができます…あなたならどう考えますか？

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Hafsid caliphate map by Mrpf plus CC BY-SA 4.0
Archbasilica of St. John Lateran HD by Livioandronico2013 CC BY-SA 4.0
Rashidun Caliphate, Ali ibn Abi Talib period(656) by Kaiser&Augstus&Imperator CC BY-SA 4.0
Abbasid Caliphate, al-Saffah period(751) by Kaiser&Augstus&Imperator CC BY-SA 4.0
Islamic Society of Boston, Cambridge by Qubbat3924 CC BY-SA 4.0
Music: "ゾクッとする予感" (prod. by BGMSTYLE)
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