讃仏偈の意味を解説~讃仏偈のオリジナル現代語訳を朗読します~【浄土真宗のお経の意味】
Автор: 仏教・宗教・浄土真宗から幸せを学ぶ「いまちゃんネル」オンライン常楽寺
Загружено: 1 мар. 2020 г.
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浄土真宗で使用するお経「讃仏偈(歎仏頌)」の意味を解説します。
全文をオリジナル現代語訳で朗読するかたちです。
讃仏偈の内容を意訳しています。
讃仏偈 お経はこちら⇒
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「讃仏偈」とは浄土系仏教の根本経典に出てくる偈頌のひとつ
四字八十句で構成される
<場面説明>
ある時お釈迦様は喜びに満ち溢れ、清らかな姿で、ひときわ威厳に満ちた輝かしいお顔で、阿難を始め、仏と同等の大比丘たち一万二千人の前でお説きになられました。
「はるか昔、一人の国王がおりました。その国王は世自在王仏という仏様の説法を聞き、深く喜び、この上ないさとりを求める心を起こしました。そして、国も王位も捨てて、出家して修行者となり、法蔵となのりました。この法蔵菩薩が世自在王仏の仏足をおしいただき、三度右回りにめぐり、仏を敬礼して、地にひざまずいてうやうやしく合掌し、次のように世自在王仏のお徳をたたえました。」
第一部<法蔵菩薩が世自在王仏のお徳を讃える>
世自在王仏のお顔の輝きはこの上ない威厳があり、その不思議な力は果てがありません。
その輝きには並ぶものはなく、太陽や月や宝玉の燃えるような輝きさえ、皆ことごとくかすんでしまい、墨のかたまりのように見えるほどであります。
世自在王仏のお顔の美しさは世間の常識をはるかに超え、比べるものが何もありません。
また、その悟りの声は高らかに、世界中に響き渡り、隅々まで伝わっています。
世自在王仏はよく戒をたもち、誰の声にもよく耳を傾け、努力を怠らず、精神を集中し、この世のすべてを知り尽くしておられます。
その威厳とお徳はとりわけすぐれていて、他に比べようのあるものは存在しません。
世自在王仏は他の諸々の仏たちのみ教えにも、深く、明瞭に、正確に思いをこらして、どこまでも深く、奥がないところまで追求し、その教えの底の底まで究めて尽くしておいでです。
世自在王仏は真実を知らずに悩み苦しむことも、欲を起こすことも、怒りを覚えることも、まったくありません。人の中でも特に優れた王の中の王のように、その不思議な功徳は計り知ることができません。
世自在王仏の成し遂げられたことはあまりに広大で、真実を知るさまは言いようもなく深みがあり、きわめて美しく感じます。そのお姿の光り輝きとこの上ない威厳が世界中に伝わり、この世の隅々までもが震撼しています。
第二部<法蔵菩薩が自身も世自在王仏のような仏となりすべての迷いの人々を救いたいという願いを述べられる>
私は世自在王仏のような仏となり、すべての生きとし生けるものが生まれ死ぬという苦悩を乗り越え、悟りを開き、幸福の中で生きることができるようにしたいのです。
そのために施しに努め、惜しみ、むさぼる心をおこさず、心身を整え、戒をたもち、耐え難きを耐え忍び、努力を怠ることなく、極限に精神を集中させ、この世の真実をことごとく悟ります。
私が仏になったならば、この願いを実現し、この世のすべての苦悩を抱えたものが、大いなる安らぎの中で生きることができるようにします。
仮に数えきれない仏がたがいて、ガンジス河の砂の数ほどの仏がたすべてを供養することも大切でありますが、堅実に、正確に、一歩一歩着実に道を求め歩みを進めることを特に大切にします。
ガンジス河の砂の数ほどの仏がたの仏国土と計り知れない数の国々をすべてくまなく照らすことができるように怠ることなく努力し続け、測りきれないほどの不思議な力を備えます。
もし私が仏になることができたなら、私の仏国土はこの世で最高に尊いものとします。この国に住む人々は他では見ることができない、言葉にもできないような優れた様子であり、この国では誰もが必ず悟ることができる、決して他に等しく並ぶことのない、涅槃の世界そのもののような場所にします。
私はすべての生きとし生けるものの悲しみ、苦悩に寄り添い、迷いから救い出して悟りの世界に至らしめます。
私の仏国土に来るものは心の喜びがこの上なく清々しいものになり、私の仏国土に来たものは心地よく、安らかで穏やかな心境になります。
第三部<法蔵菩薩が世自在王仏や諸仏方に、自らの志を認めていただくよう請う>
願わくは世自在王仏よ!この志を認めたまえ!これが私にとって本当のことなのです。
私はこのように願いを起こし、本当に成し遂げたいことに力を尽くし、精を使い果たします。
この世のすべての何者にも左右されない、この世の真実を悟った仏がたに、常に私の志を心にとどめていただきます。
第四部<法蔵菩薩が求道の決意を述べられる>
たとえこの身が様々な苦しみの中に止まるとしても、私は悟りを求め、とことん努力を積み重ね、耐え忍び、決して後悔することはありません。
その後さらに、法蔵菩薩は世自在王仏にこの上なく清浄な仏国土を整えるために、教えを説いていただくよう懇願しました。そして世自在王仏は二百十一億の仏国土についてその善悪や優劣について説き示し、法蔵菩薩は五劫の間想いをめぐらし、四十八の願いを完成されたのです。
「讃仏偈 全文」
光顔巍巍 威神無極
如是焔明 無与等者
日月摩尼 珠光焔耀
皆悉隠蔽 猶若聚墨
如来容顔 超世無倫
正覚大音 響流十方
戒聞精進 三昧智慧
威徳無侶 殊勝希有
深諦善念 諸仏法海
窮深尽奧 究其涯底
無明欲怒 世尊永無
人雄師子 神徳無量
功勲広大 智慧深妙
光明威相 震動大千
願我作仏 斉聖法王
過度生死 靡不解脱
布施調意 戒忍精進
如是三昧 智慧為上
吾誓得仏 普行此願
一切恐懼 為作大安
仮使有仏 百千億万
無量大聖 数如恒沙
供養一切 斯等諸仏
不如求道 堅正不郤
譬如恒沙 諸仏世界
復不可計 無数刹土
光明悉照 徧此諸国
如是精進 威神難量
令我作仏 国土第一
其衆奇妙 道場超絶
国如泥洹 而無等双
我当哀愍 度脱一切
十方来生 心悦清浄
已到我国 快楽安隠
幸仏信明 是我真証
発願於彼 力精所欲
十方世尊 智慧無礙
常令此尊 知我心行
仮令身止 諸苦毒中
我行精進 忍終不悔
「讃仏偈 書き下し文」
光顔巍々として、威神極り無く、
かくの如きの焔明、与に等しき者無し。
日月摩尼珠光の焔耀も、
皆悉く隠蔽して猶し聚墨の若し。
如来の容顔は、世に超えて倫無し。
正覚の大音は、響十方に流る。
戒聞・精進・三昧・智慧、
威徳侶無く、殊勝希有なり。
深く諦に善く、諸仏の法海を念じ、
深を窮め奥を尽し、その涯底を究む。
無明と欲と怒と、世尊には永く無し、
人雄師子、神徳無量なり、
功勲広大にして、智慧深妙なり、
光明威相、大千を震動す。
願わくは我作仏して、聖法王に斉しく、
生死を過度して、解脱せざる靡けん。
布施・調意・戒・忍・精進、
かくの如き三昧と、智慧とを上れたりとせん。
吾誓いて仏を得んに、普くこの願を行じて、
一切の恐懼に、為に大安をなさん。
仮使仏有して、百千億万の、
無量の大聖、数恒沙の如くならんに、
一切のこれ等の諸仏を供養せんよりは、
道を求めて、堅正にして卻かざらんには如かじ。
譬えば恒沙の如き、諸仏の世界、
また不可計の無数の刹土、
光明悉く照して、この諸国に徧からん。
かくの如く精進にして、威神量り難からん。
我作仏せんに、国土第一に、
その衆奇妙にして、道場超絶し、
国泥洹の如くにして、等双無からしめん。
我当に哀愍して、一切を度脱すべし。
十方より来生せんもの、心悦ばしく清浄にして、
已に我が国に到らば、快楽安穏ならん。
幸わくは仏信明したまえ。これ我が真証なり。
願を発して彼に於て、所欲を力精せん。
十方の世尊、智慧無礙なり。
常にこの尊をして、我が心行を知らしめん。
仮令身を諸の苦毒の中に止るとも、
我が行は精進にして、忍びて終に悔いじ。

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