【全部俺】大小(上田真樹 男声合唱組曲「そのあと」より)
Автор: じんしゃん
Загружено: 20 апр. 2025 г.
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男声合唱組曲『そのあと』より
II.『大小』
詩:谷川俊太郎 作曲:上田真樹
小さな戦争やむをえぬ
大きな戦争防ぐため
小さな不自由やむをえぬ
大きな自由守るため
一人死ぬのはやむをえぬ
千人死ぬのを防ぐため
千人死ぬのもやむをえぬ
ひとつの国を守るため
大は小をかねるとさ
量は質をかねるとさ
〜〜
去年の一年間は所属合唱団でも兼サー先のアカペラサークルでも周囲のおかげで本当に充実した活動ができたために、多重録音がしたいだなんてほとんど思わなかった
でもやっぱり新社会人生活が始まってまともに音楽できなくなっちゃうといきなり「多重録音」という選択肢が魅力的に思えてきてしまう。どうせやってみたら結局苦痛が8割なのにね(新社会人になって「まずはキャッチアップ。音楽は我慢しよう」と思っていたのに2週間しかもたなかった)
曲名にもかけて、超繊細なpと圧倒的なffの演奏を目指したかったけど、音割れしてしまうのでこれが多重録音の限界みたいだなと。もっと身体が震えるような音楽にしたかった。これは生でやるしかないね
あとこの録音中に大1で買ったコンデンサーマイクが壊れた。初代君の遺作です。涙が止まらん。
〜〜
昨年2024年の暮れに盟友慶應ワグネルの定期演奏会で聴いてからとてもやりたかったので取り組めて嬉しい
ワグネルの演奏はともかく(あれは本当に名演だった)、なんでこの曲はいつも最後の方で主旋律が全然聴こえなくなってしまうんだろう(一番盛り上がるところで低音に渡しちゃったらそりゃ楽譜的に無理じゃん)と予てより思っていけれども、取り組んでみてふと、これは主旋律が聴こえなくて正解なのかもしれないと。途中でいくつも抜け出すチャンスがあったのに、気付いたら取り返しのつかない状態で、戦争のうねりに巻き込まれて終わるみたいな
一時期教わっていた清水敬一先生含め、他の音源だと「曲の最終盤のアクセントに向かって少しテンポを遅くする(アクセントを印象的にする) )」「スラーのかかっているところは少しテンポから解放されてもいいからparlandoを意識する」という解釈に基づく、上に鳴るような音作りが一般的だとは思うし僕もそうすべきか?と思ったけど、
これも上の思考と同じ感じで、軍隊の雑踏みたく、どんなに途中で葛藤してもひたすら規則的に進まなければならない、言葉の中にすら機械性が見え隠れしている感じもこれまたいいかなと思って(途中ミスったりしても)ひたすらにテンポ通り、無機質に、下に押し付けるようにやった。決して録りなおすのが面倒だったわけではないです。決して。
〜
しっかし難しい曲だった。スラーの位置が本当に自身の好みと激しく異なる。一気に歌いたくても楽譜がそれを許さない。高校時代、敬愛する先輩が「この曲は片手間に作曲されたような気がするから嫌いだ」と言っていて、当時はあまり分からなかったけど、楽譜と睨めっこしてみた今、少しだけその気持ちがわかった気がした。それでも好きだけど
せっかく新しいマイクも(当初決めていた予算の2倍のやつを)買っちゃったし、色々他にも多重録音したいな。今度は楽しい曲にしたい

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