交響詩「ローマの祭り」/ レスピーギ（名東ウインドオーケストラ）Feste Romane / Respighi
Автор: Digi Field （デジフィールド）
Загружено: 2024-09-27
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「ローマの祭り」は古代から近代までのローマの祭りを題材とした交響詩で、「ローマの噴水」、「ローマの松」、と合わせてローマ三部作として知られています。ドラマチックな展開で奏者と聴衆を共に熱狂させることから、吹奏楽の人気レパートリーとし定着しています。
● 第1楽章：チルチェンセス
古代ローマで皇帝ネロがキリスト教徒を弾圧するために行っていたものです。闘技場の中に入れられたキリスト教徒の前に猛獣が放
たれ、キリスト教徒の祈り、吠える猛獣、さらにそれを見て興奮する観衆の異様な光景が描かれています。
● 第2楽章：五十年祭
五十年祭は五十年ごとに開催され、その年にローマに巡礼すると特別な赦しが与えられます。疲れ切った足取りで歩く巡礼者達は、
モンテ・マリオの丘の頂に辿り着き、待ち焦がれたローマを目にすると一斉に歓喜の歌が湧き上がります。
● 第3楽章：十月祭
十月祭はルネサンス時代に行われた葡萄の収穫を祝う収穫祭です。勇壮な狩りのファンファーレが収穫の喜びを表し、やがて夕日に
包まれると、マンドリンが甘美なセレナードを奏でます。
● 第4楽章：主顕祭
この曲は、近代ローマで、ナヴァーナ広場で開催される主顕祭の前夜祭の様子を描いたものです。主顕祭とは、イエス・キリストの
顕現を記念する祝日で、カトリック教ではクリスマス以上に重要な行事とされ、その騒ぎぶりも相当なものです。踊り狂う人々、楽しげな
手回しオルガン、威勢のいい物売りの声、酔っ払う人などが現れ、祭りの賑わいはクライマックスを迎えて、狂喜乱舞して曲を閉じます。
【演奏】名東ウインドオーケストラ
【公演】第24回 定期演奏会
【指揮】井村 誠貴
【日時】2023年 7月 8日（土）16:30
【会場】豊田市コンサートホール
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