枕草子「宮に初めて参りたるころ」朗読|原文・現代語訳|高校古典
Автор: 四季の美
Загружено: 2020-12-01
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高校古典の教科書にも出てくる枕草子(まくらのそうし)の中から「宮に初めて参りたるころ」の朗読です。
原文と現代語訳を併記しています。
学校のテストの為の暗記や暗唱、勉強用としても活用頂ければ幸いです。
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[朗読]
真瀬 みあさん
#枕草子 #宮に初めて参りたるころ #古典
【全文】
宮に初めて参りたるころ、ものの恥づかしきことの数知らず、涙も落ちぬべければ、夜々参りて、三尺の御几帳の後ろに候ふに、絵など取り出て見せさせ給ふを、手にてもえさし出づまじう、わりなし。
「これは、とあり、かかり。それが、かれが。」
などのたまはす。
高杯に参らせたる大殿油なれば、髪の筋なども、なかなか昼よりも顕証に見えてまばゆけれど、念じて見などす。
いと冷たきころなれば、さし出でさせ給へる御手のはつかに見ゆるが、いみじうにほひたる薄紅梅なるは、限りなくめでたしと、見知らぬ里人心地には、かかる人こそは世におはしましけれと、おどろかるるまでぞ、まもり参らする。
暁には疾く下りなむといそがるる。
「葛城の神もしばし。」
など仰せらるるを、いかでかは筋かひ御覧ぜられむとて、なほ伏したれば、御格子も参らず。
女官ども参りて、
「これ、放たせ給へ。」
など言ふを聞きて、女房の放つを、
「まな。」
と仰せらるれば、笑ひて帰りぬ。
ものなど問はせ給ひ、のたまはするに、久しうなりぬれば、
「下りまほしうなりにたらむ。さらば、はや。夜さりは、とく。」
と仰せらる。
ゐざり隠るるや遅きと、上げちらしたるに、雪降りにけり。
登花殿の御前は、立蔀近くてせばし。
雪いとをかし。
昼つ方、
「今日は、なほ参れ。雪に曇りてあらはにもあるまじ。」
など、たびたび召せば、この局の主も、
「見苦し。さのみやは籠りたらむとする。あへなきまで御前許されたるは、さ思し召すやうこそあらめ。思ふにたがふはにくきものぞ。」
と、ただいそがしに出だし立つれば、あれにもあらぬ。
心地すれど参るぞ、いと苦しき。
火焼屋の上に降り積みたるも、めづらしう、をかし。
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