🕊Garden Tour🕊149：寒い地域で育つ熱帯植物の世界、リビングと別室に広がる観葉植物コレクション

素敵なお庭をご紹介する『GardenTour』
今回は、寒い地域で育つ熱帯植物の世界、リビングと別室に広がる観葉植物コレクションをご紹介します。

01:04 シンボルツリーのモンステラデリシオーサ
05:27 リビング壁の手作りの棚
08:31 別室のアグラオネマピクタム

◼︎家の中で、熱帯植物をメインに育てています
リビングの一角と別室で観葉植物を育てています。寒い地域に住んでいるので庭で植物を育てることはあまりなく、おうちの中で熱帯植物をメインに育てています。よく何種類あるのですか？と質問されますが、正直私も把握しておりません。動画に映し切れていない植物たちもおり、緑あふれる楽しい時間を過ごさせてもらっています。

◼︎シンボルツリーのモンステラデリシオーサ
我が家のシンボルツリーはモンステラデリシオーサです。巨大で素敵な切れ込みの入るモンステラで、何度か切り戻ししてますが成長が早くどんどん大きくなり、毎日様々な表情を見せてくれます。
とにかくモンステラが好きで、斑入りのモンステラも数株あります。
特に白斑のモンステラは緑とのバランスが絶妙でかなり素敵な表現をしてくれます。
また、大型になるタイコンステレーションと呼ばれる黄色斑はモンステラファンの中でも根強い人気ですね。

◼︎ジュエルオーキッドとスキンダプサス
ジュエルオーキッドは宝石ランとも呼ばれる植物で、きらきら光る葉脈は見る者を一瞬で虜にしてくれます。特にマコデスペトラの稲妻のような葉脈には惹きつけられます。
葉に水がかかってる状態で光に長時間当たると葉焼けしてしまうので、そこは気を付けてます。
一部宝石ランは国内希少野生動植物種に指定されているため販売譲渡には申請等が必要です。

たくさん種類があり、コレクターや趣味家さんが沢山集めたくなるスキンダプサス。
キラキラ輝いてるものや、緑濃いもの、そして黄色や白、マーブルといった色んな表情を持つこれらのスキンダプサスは私も大好きです。同じ趣味を持つ人も増えて、交換したりプレゼントで頂いたりして種類が増えてきました。何種類あっても飽きませんね。

◼︎ガラス温室で育てるアンスリウム
昔は、常湿常温で育成していたのですが、どうしても葉の展開不順や生育不足などがあり、今回ガラス温室を導入してその中で育成しています。
湿度が上がったおかげで葉も順調に展開しております。なんといってもアンスリウムは葉が美しいですね。
特に美しいのがアンスリウムの王様といわれるベイチー、ナロータイプの長葉はほんと美しいです。
アンスリウムドラヤキはまん丸の葉でかわいいです。
アンスリウムの女王と呼ばれるアンスリウム・ワロクアーナムは、ハイブリッド株も増えて見た目にかわいいアンスリウムも増えてきましたね。

◼︎リビング壁の手作りの棚
植物を育てたいがあまりにリビングの壁に手作りの棚を２段作りました。
その中段棚には主にフィロデンドロン属を並べてます。
上段の棚にもフィロデンドロンなどを配置し、つる性で奇麗な葉を展開してくれる植物は天井から吊るしている流木に巻き付けて楽しんでいます。
モンステラアダンソニー（マドカズラ）の斑入りや、一番右のフィロデンドロンのように変わった葉が多いので見てる方も飽きません。

◼︎エスキナンサス・ビガクシダ
私は普段、花よりも葉を楽しむ方なのですが、このエスキナンサスの花がとても好きで数種類吊り下げて育ててます。
冬場なのでそこまで花は見れませんが時期になると赤、黄色ピンクなどの色鮮やかな花を見せてくれます。
特にマルモラタスという種類は葉も肉厚でエキゾチックな葉模様をしており、葉でも楽しませてくれます。
注意する点としては根がかなり細いため、植え変え時に状態を落としやすいので一度水耕にして根を充実させてから土に植えるようにしてます。

ビカクシダはワイヤーを張ってそこに吊るすようにして育ててます。
当初すべて壁に飾ってましたが、場所問題が出てきたので吊るすことにしました。
やはり光量がかなり必要なのか徒長している印象がありますが、それでも元気に育ってくれてるのでとても気に入ってます。

◼︎別室のアグラオネマピクタム
我が家の別室一部屋を占領しているのがこのアグラオネマピクタム達。
春から秋にかけては他の植物と同じリビングで過ごしているのですが、やはり冬の寒さに耐えきれない可能性があるので時期になるとグロウテントを建ててその中で過ごしてもらいます。
アグラオネマピクタムといえば何といってもこの鮮やかで派手で迷彩のような柄。
そして二つと同じ柄がないのでそれが面白くて気が付くとこんなに株が増えておりました。
趣味家さんの間では綺麗な株や珍しい株を掛け合わせた実生が活発で、引き込まれそうになるくらい綺麗な株が世に出てきてますね。
私もピクタムの魅力に取りつかれた一人です。

◼︎私の一押しアイテム
私の一押しアイテムが、このアグラオネマピクタムの絵です。
この株は一緒に写っているピクタムを作家のmasumiさんに描いていただきました。
この株は私が初めて買ったアグラオネマだったんですが、まだ育て方が分からなく、枯らしてしまう寸前でした。見れなくなる前に絵に残してもらおうと思い、masumiさんにお願いして描いていただきました。
それは柔らかい絵で、手にしたときはすごく嬉しかったです。
おかげさまでこのアグラオネマも今は元気になり私を楽しませてくれてます。

◼︎多肉・ブロメリア
我が家の植物で唯一庭で管理されていた植物たちです。
冬準備のため最近屋内に引っ越していました。
春、庭に出して日差しに順化させながら夏場の太陽をたくさん浴びて育ちます。
やはり近年の猛暑で耐え切れず一部焦げている株もありますが、室内戻ってきてじっくりまた成長させます。休眠に入る株もあり、葉を落とし始めてる株もありますが、ディッキアやアロエは本来の鮮やかな色に戻ってきてるそんな印象があります。

◼︎ガーデニングとの出会い
植物を育て始めたのは、やはりコロナ禍がきっかけです。
何もすることができなくて、唯一おうちで元気に咲いてくれてたモンステラが始めるきっかけをくれました。

◼︎私にとって物とは
私にとって植物とは毎日の活力です。朝起きて、水をあげながら前日との違いを見つけたり新葉の展開を発見したときほど嬉しいことはありません。数も結構あるので水やりに時間はかかりますが、その時間もとても楽しいです。元気な植物たちを見て今日も一日頑張ろうと思いますね。

■今回のお庭
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