ABC検診って、何？血液検査で分かる「胃がんリスク」検査。注意点もあります。内視鏡専門医、開業医による解説

＃ABC検診　＃ピロリ菌　＃ペプシノーゲン

【今回の動画の内容まとめ】
ABC検診について、内視鏡専門医、消化器病専門医が解説します。
最近色々な健診施設で導入されている「ABC検診検査」　血液検査をするだけで「胃がんリスクがどれくらいあるのか」を知ることができます。
当院でもB判定、C判定で来られる患者さんが多くいます。
ABC検査は　ピロリ抗体とペプシノーゲン量を測定して、ABCDに分類。A判定はピロリ菌感染がなく、胃炎もないため、胃がんのリスクがほとんどありません。B→C→Dに向かって胃がんのリスクが高くなります。
　しかし、注意点もあります。
まず、ABC検診は胃がんのリスクを測定しているだけで、「胃がんかどうかは測定できない」という事です。胃がんかどうかの診断は胃カメラになります。
　またA判定でも胃がんのリスクが少しはあります。D判定でも実は、ペプシノーゲン（消化酵素」の分泌が少ないだけということもあります。
　特に気をつけないといけないのは、ピロリ菌を除菌した人です。
除菌後もピロリ菌抗体は体内に残るため、判定に適していません。つまり除菌後の人はABC検診を受ける意味がありません。胃カメラを定期的にする事が大切です。

【森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック】
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【大阪本町胃腸内視鏡クリニック】
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【院長のプロフィール】
森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック　院長　藤田　実（ふじた　みのる）
大阪生まれの大阪育ち　親は普通のサラリーマン
2004年：山梨医科大学卒業　
2004年：国立病院機構　大阪医療センターにて研修
2009年：八尾市立病院　副医長　
2012年：フリーランス内視鏡医師として　府内15か所の病院にて年間2000件の
　　　　内視鏡検査、手術を行う
2016年：森ノ宮胃腸内視鏡ふじたクリニック　開業　
2021年時点　年間5000件の胃カメラ、大腸カメラを行う。
　　　　のべ10000人の患者さんを診察　

【クリニックの案内】
2016年開業　胃腸内視鏡専門クリニック
JR森ノ宮駅直結　ビエラ森ノ宮３F　

鎮静剤をつかった苦しくない胃カメラ、鎮痛剤をつかった痛くない大腸内視鏡を行い、
胃がんや大腸がんの早期発見に努めます。
胃がんの原因のピロリ菌　大腸がんの原因の大腸ポリープを積極的に治療しています。