【京大理系数学】2025年第4問「空間ベクトル」

出題内容の基本的構成要素が文系と重なるため、「文系数学に要求される素養」を明確にする比較対象として取り上げた。

「京大独特の思想」などと言うと、最近の若い世代は特に小馬鹿にして冷笑する向きもあるが、やはりそれぞれの大学にはそれぞれの理念があり、特に京大はその方向性が顕著だ。

京大のどの入試科目にもその理念はハッキリと表れていて、理念に沿った問題文解釈および解答作成が望まれる。

今の時代、「就職に有利だから」あるいは「知名度があるから」などといった下らない理由で京大に進学しても無意味だ。

本当に学問を追究したい者のみが選ぶべき道である。

まだ若い受験生たちが、その真の意義を真に理解した完成状態で入学することは難しいとしても、真理探究を目指す強い気概がなければ途中で挫折してしまうに違いない。

この動画で説明しているような京大の壮大な理念に共鳴し、「自分もそうありたい」と強く願う者のみチャレンジすべき道である。

吉田塾ではそのような大きな志ある者たちを厚くサポートします。


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【チャプター】
0:00文系と理系の違い
2:36目次
7:05 1️⃣文系への出題意図 [前半]
15:03 1️⃣1979年類似問題
19:58 1️⃣文系への出題意図 [後半]
26:36 2️⃣(1)前段−文系的解法
33:35 2️⃣(2)サクッと−文系でも簡単
44:50 3️⃣(1)後段−背理法で解く
1:04:22 4️⃣(1)まとめて理系的正攻法
1:18:38[締めコメント] 学問の意義

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