【年末年始の食材買うなら「12月15日」】物価高が家計を直撃する中…海産物は早めに購入し冷凍保存_卵も餅も値上がり_買うなら「15日」が狙い目…そのワケは？〈札幌市〉

年の瀬が近づき年末年始の食材の価格が気になる時期になりました。

　お得に購入するためには「12月15日」がポイントだといいます。

　どういうことでしょうか。

　札幌市北区のスーパーマーケットです。

　最近こんなことを感じた人も多いのでは？

　「こちらのスーパーではきょうの卵が1パック354円。ちょっと高くなってますね」（安野陽介ディレクター）

　「高いですよね。きょうは（買おうか）どうしようかなと悩んでるとこです」（買い物客）

　このスーパーでは卵の価格が11月から一気に約30円上がりました。

　そのワケは…

　「この時期はケーキやだて巻きや厚焼き玉子など卵を使った商品が年間の最需要期になるんですよ。それプラス、本州の鳥インフルエンザの要因が重なっていま道内でも品薄気味になっています」（マルコストアー 山川悟史社長）

　クリスマスケーキやおせちなどの需要が増す12月は例年卵が値上がりします。

　そのため年明けまで卵の価格は下がらない見通しです。

　海産物の価格はどうなっているでしょうか？

　このスーパーではすでに歳末セールを展開していました。

　「今年は冷凍のホタテも高いんですよ。（12月）後半になってくると上がってくる可能性があるんですよ。こういうものは冷凍が効くので早く買って冷凍庫にしまっていただく方がお安くお買い物できるのかなと思います」（山川悟史社長）

　年末年始は品薄になり海産物は価格の上昇が見込まれます。

　できるだけ早めに購入し冷凍保存するのがオススメです。

　正月用のお餅はどうでしょうか？

　「800グラムで昨年度の1キロの価格なんですよね。餅自体が20％ほど上がっているということなんですよ」（山川悟史社長）

　2025年は切り餅1キロが861円。

　もち米の高騰で2024年と比べて200円ほど値上がりしたため店ではこれまで扱っていなかった800グラムのものを主力商品としました。

　メーカーが最も生産する時期なので餅の品切れの心配はないといいます。

　物価高の中、年末年始の食材をお得に購入するには？

　「『12月15日』が年内最後の年金支給日なんですよね。毎年の傾向としてスーパー各社けっこう強めの特売をうつんですよ。『12月15日月曜日』にお買い物するのが狙い目ですね」（山川悟史社長）

　そのほかの食材は…

・牛肉　年末になると高値に。冷凍保存がおススメ

・レンコン　年末になると高値に。2週間ほどなら新聞紙で包んで保存

・黒豆　2024年と同程度の価格で安定。在庫は豊富