ダウン症の末っ子の成長と母の思い 8人きょうだい 矢巾町の大家族 岩手県 (25/12/15
Автор: menkoichannel
Загружено: 2025-12-15
Просмотров: 6230
岩手県矢巾町で暮らす大家族、8人きょうだいの末っ子にはダウン症という障がいがあり、11月に4歳の誕生日を迎えました。その成長の日々と母の思いを見つめました。
矢巾町で暮らす針生さん一家、針生麻梨さんは8人の子の母親です。
末っ子の赳瑠(たける)君は、11月に4歳になりました。
針生さん一家は2男6女、こども8人の大家族です。
赳瑠君は2021年に生まれ、生まれつき「ダウン症」という障がいがありました。
麻梨さんは「私も含め今まで健康で生まれてきて、それが当たり前だったので、どうしようでしたね。自分のなかで悲しくないのに涙が出るし」と当時を振り返ります。
しかし、長女の望愛(のあ)さんは母とはちがう気持ちでした。
「ダウン症なんだって聞いた時に、なんだ生きてるんじゃんって思って。全然生きてるんだったらいいやって思って」と話す望愛さん。
“生きてるんだったらいいじゃん” この言葉に両親はハッとしたと言います。
麻梨さんは「『生きてるならいいじゃん。協力もするし、そんなに泣くことなの?』と娘に言われて。ああ、そっかって。娘の一言には救われて」と話します。
赳瑠君、当時2歳…家族が増え針生家が一層賑やかになりました。
一方、麻梨さんには気がかりなこともありました。その1つが発達の遅れです。
「(成長の早さが)もう全然違うわけですよ。自分1人でくよくよ結構思い詰めて」と麻梨さんは心境を語ります。
2024年10月、ダウン症に理解を深めてもらおうと開かれたイベントに、ダウン症の子を持つ家族と一緒に針生さん一家も参加しました。
同じ境遇の人たちとの交流が、麻梨さんの心を支えていました。
「自分1人じゃないんだなって、気持ちもこう晴れていった」と麻梨さんは話します。
目の前には思う存分イベントを楽しむ子どもたちと家族。針生さん一家はその光景を目に焼き付けました。
「いろんなダウンちゃんと会える。励みになる」と麻梨さん、父・真和さんも「元気もらえる、また来年も来る」と話していました。
2025年3月。
世界ダウン症の日に合わせた交流会には、赳瑠君と母・麻梨さんの姿もありました。
麻梨さん
「(つながりができて)おかげ様でだいぶ励みになっている」
それぞれの家族が成長の早さではなく、成長の確かさを感じ合います。
「会うことによって頑張る力、子育て頑張ろうって前向きになれた」と語る麻梨さん。
赳瑠君が生まれ、4年が経ちました。
麻梨さんは「ちょっとしたできなかったことができるとか、それがゆっくりなので、できた時は喜びが大きい。この子はこの子だって思えるようになった。自分で今ちゃんと前向けているなって」と話します。
子育ては比べるものはなく楽しむもの。ダウン症の子を育てる中で育んだ麻梨さんの思いです。
Доступные форматы для скачивания:
Скачать видео mp4
-
Информация по загрузке: