雨の強さと降り方…予報用語「降水量」を解説
Автор: サニースポット 四国 ウェザーチャンネル
Загружено: 3 июл. 2021 г.
Просмотров: 69 просмотров
(解説:#気象予報士 #穂川果音)
雨の強さと降り方…予報用語「降水量」を解説
梅雨の季節は、天気予報でも「非常に激しい雨が降ります」とか「強い雨が降ります」などの言葉を聞いたことはあるんじゃないでしょうか。実は「非常に強い雨」や「強い雨」にはきちんと定義があるんです。
こちらは、雨の強さを表したものです。
「やや強い雨」は一時間の雨量が10ミリから20ミリ、「強い雨」が20ミリから30ミリと言われています。
この10ミリから30ミリぐらいの雨というのはどのくらいの雨の降り方かというと、地面一面に水たまりができるような雨の降り方です。実際に視界を表してみました。このように視界も少し悪くなりつつ、水溜まりもできるような状況です。
そして「激しい雨」というのは一時間雨量が30ミリから50ミリと言われています。
この「激しい雨」となると、さらに雨の降り方が強まります。道路が川のようになり、道路冠水のリスクも出てきます。このような雨の降り方ですと、傘をさしていても体が濡れてしまうような雨の降り方なんです。
そして「非常に激しい雨」となると50ミリから80ミリ、そして「猛烈な雨」は80ミリ以上で表現しています。
この50ミリ以上の雨の降り方、先程よりもさらに雨の降り方が強まって、辺り一面白っぽく視界が悪くなります。このため車の運転をするのがとても困難になります。
このように雨の降り方はそれぞれ決まっているんですね。天気予報の時、ぜひ意識して聞いてみてください。
そもそも降水量についてですが、近年では「一時間に100ミリを超えるような雨を観測しました」などという言葉も聞いたことがあるかと思います。
一時間に100ミリの降水量はどれぐらいなのかといいますと、一メートル四方の場所に一時間で10センチほど雨が溜まるような状態です。実はこれ重さに表すと約100キロにもなるんです。ですから一時間に100ミリの雨が観測されたというのは、一時間に、一気に一平方メートルに100キロもの雨が降ったということなので、とても危険なのがわかりますよね。
最近でも活発な雨雲がかかった日がありました。その時の天気図なのですが、日本の南の海上には梅雨前線があり、上空にはこの時期としては強い寒気が流れ込んでいました。このため広い範囲で大雨となったんです。
前線による雨雲の他に、大気の状態が非常に不安定となったため所々で活発な雨雲がかかっているのがわかります。
その時の一時間雨量を表したものです。東京の練馬でも一時間で44ミリの雨を観測しました。
短時間であっても、このようにザッと降る雨のことも、特に夏の時期は多くなります。これから梅雨、そして夏、そして台風のシーズンと雨に気をつけなくてはならない季節が続きます。雨への備えはしっかりと行うようにしましょう。
#天気予報 #用語 #猛烈な雨 #非常に強い雨 #強い雨 #やや強い雨 #雨の強さ #梅雨 #夏 #台風 #雨への備え #大雨警報 #線状降水帯 #土砂災害警戒情報 #災害 #サニースポット

Доступные форматы для скачивания:
Скачать видео mp4
-
Информация по загрузке: