The First Impression 2021 #4 Kaoru : Ka Nani Aʻo Kīlauea / Weldon Kekauoha

ハラウカレイアロハオアプアケア
Hālau Ka Lei Aloha O ʻĀpuakea

Music Ka Nani A'o Kiluea / Weldon Kekauoha
Choreography Momoko Sato

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●曲概要
火の神ペレが安住の地を探し求めて、やっとたどり着いたキラウエア。ハレマウマウの火口はペレの愛した家。
渓谷にそっと吹く風、崖は高く連なっていて、キラウエアはとても堂々とした佇まいを見せてくれる。
愛に溢れるキラウエア。霧雨に包まれ、その霧はレフアを輝かせる。

●曲に込めた想い
この曲を選んだ理由は、ワヒネクラスに進級して半年で迎えたホイケでのクラス曲で、もっとも思い入れのある曲だからです。楽しむだけでなく、ワヒネクラスで踊ることの責任感、みんなと踊る一体感、誰かのために踊ることの大切さを学びました。
そのことを忘れずに、今日までフラを続けてこられて、本当に幸せで、今も変わらずたくさんの学びを与えてくれる先生に感謝の気持ちをこめて、踊りたいと思っていました。
ところが、本番２週間前に突然愛犬がお空に旅立ってしまい、15年も一緒にいたので、お別れがあまりにも突然すぎて、全く気持ちが追いつかず、フラに向きあえなくなってしまいました。
そんな時、もも子先生が温かいメッセージを送ってくださり、それを機に、今だから踊れるキラウエアがあるんじゃないか、と思えるようになりました。
プライベートレッスンでは、先生の言葉ひとつひとつにとても支えられ、踊る時間が愛犬と過ごす時間のような気持ちで過ごせるようになりました。もし、ソロに挑戦できていなかったら、みんなに迷惑をかけるからと、クラスのレッスンに行けなくなってしまったのではないかと思います。
だから、このタイミングで旅立ったことも、愛犬なりの想いがあってのことだったのだろう、と思うようになりました。それからは先生のために、先輩や仲間のために、ハラウの代表として、教えてもらったハラウのスタイルを少しでも伝えられるように、見てくれる人を笑顔にできるように、今の私にできる、精一杯のキラウエアを届けようと思って練習してきました。
楽しい嬉しい時だけでなく、辛いときこそ、フラに寄り添って支えてもらえばいいんだ、悲しい気持ちも愛しい気持ちにフラが変えてくれる、そういう初めての感情のなかではありましたが、カメラ越しに少しでも幸せを届けられたらいいな、と思います。
そして天国の愛犬にも私の想いが届き、新たな安住の家が見つかりますように。