【写真展案内】内藤忠行 写真展「写真の彼方 Part3」スペシャルインタビュー
Автор: OMSystem JP
Загружено: 2025-10-15
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OM SYSTEM GALLERYにて開催の写真展「写真の彼方 Part3」について、作者である内藤忠行氏にロングインタビューでお話いただきました。
写真展web site: https://note.com/omsystem_plaza/n/ndb...
00:00 オープニング
00:34 84歳の現在
02:26 日本を撮るきっかけ
06:40 雲に魅せられる
09:43 OM SYSTEM GALLERYでの展示について
11:21 桜~初めての壁~シンメトリーの応用
13:22 雲をテーマにしたシンメトリー作品
15:52 引っ越し~制作環境の変化
20:28 染み絵について
23:00 近年のテーマ「相性」
24:35 決定的なシンメトリー作品を目指す
26:35 写真の彼方
27:35 デジタルノイズの探求
36:26 若手写真家の方々へ
39:14 Miles Davisからの教え
■期間
2025年10月16日(木)~10月27日(月) 10:00 〜 18:00 最終日 15:00 まで
入場無料 ※休館日10月21日(火)・22日(水)
■トークイベント
作品解説
10月18日(土)14:00~
【写真展案内】
12、3年前、ふと空を見上げると雲が風と戯れながら役者のように何かを演じているように見えた。子供の頃、雲がくじらやねこや友だちの顔のように見えたことを想い出した。そう云えば「雲」と云う新たな劇団もあった。空を舞台にし雲をキャラクターに見立て撮る妄想も生れた。
今までどんな雲の写真を撮って来たのだろうか。サイパン島で撮った雨雲、頭に色とりどりの飾りを付け雲に重なるようにジャンプしていたメキシカン。足元から続くアフリカのサバンナの地平線から次々に現れる白い雲。オレの好きなギタリスト Char のピンク・クラウドのイメージ。次々と雲の記憶がよみがえる。すべてが前影が主役で雲はホリゾントとして存在していた。
写真の彼方 Part 3 は、ジャズに導かれるように写真家を志し、世界を旅し、未知のおどろきに感動したり、事故や病気で生死をさまよったり、そのつど写真の神様が助けてくれ、いつのまにか84才になってしまった。その記憶と感覚で雲を撮り、シンメトリーに置き換え、さらにそれらを組合せる。
オレがシンメトリーにこだわっているのは、ゼブラからはじまり、桜、雲へと続く3部作になるからだ。
デジタルノイズの探究が加わり、写真の新たな空気感を表出できれば。そんな事を想って書いたけれど、マイルス・デイヴィスがいつも言っていた So what(それがどうなんだ)と云う声が聞こえた。
■作者略歴
内藤 忠行 TADAYUKI NAITOH
1941年、東京浅草生まれ。ジャズと出会いそのフィーリングとバイブレーションを映像化すべく写真家を志す。マイルス・デイヴィスなどオリジナルなスタイルを創造した天才ミュージシャンから学んだ表現方法を写真に応用し、精力的にコンサートライブを撮り続け、多数のレコードジャケットを手がける。本場のジャズシーンに接するうち、そのルーツであるアフリカへと導かれ、この大いなる大地への愛と理解と感動を【アフリカの歌】などの作品集にて発表。アフリカへの旅を重ね、シマウマのモチーフを繊細かつ大胆に表現した【ZEBRA】においては、ストレートなカラー写真から、コラージュやソラリゼーション、多重画面などを駆使したシンメトリーな抽象表現までを自在に用い、「スピリチュアル」「モダン」「プリミティブ」の融合という、彼の写真に一貫して流れる特徴を確立させる。赤道直下の国々やアラスカ、ヒマラヤ周辺など異なる文化圏へ世界規模に取材し、観察と空想とジャズ的写真の冒険を繰り返すことにより生まれた膨大な作品群は、写真集、雑誌での発表にとどめることなく、映像、造形、テキスタイルなど多様に展開させていった。
その後、そうした体験と眼差しに対比させるかのように自らのアイデンティティを追及。日本の美の象徴とも言うべき〈桜〉、〈庭〉というテーマに斬新に取り組む。アニミズムや曼荼羅と、日本人としての自然観と装飾性を結びつけた幻想的な桜の世界は、着物を連想させる「T字型12面シンメトリー」の無限の奥行きの中に、上品で雅でありながらも妖艶な魔性を潜ませた【SAKURA-COSM】に結実する。四季折々の自然と感応し美を表出させる〈庭〉では、日本人の美的DNAの潜在を表現し、ADC賞を受賞したCD-ROM【京の庭】をはじめ高い評価を得る。
静寂な庭に宇宙のリズムを感じ、それをフィルムに写し撮っていく過程で本能的に出会った、〈蓮〉という被写体を21世紀のスピリチュアルなキーワードとし、実存しない青い蓮の世界に「愛と平和」への祈りを込め発表した「Blue Lotus」シリーズは、その美しく幻想的な蒼い光に見る者を包み込むことにより、時空を越えた生命の普遍的なメッセージを発信することに成功している。
新たな表現への欲求は留まることなく、「視覚と聴覚の相乗」をコンセプトにしたフォト・ユニット「PM-X」を主宰、様々なアーティストとのコラボレーションを意欲的に行っている。
2005年、スワミナサン財団(「緑の革命の父」と謳われるスワミナサン博士が、貧困・飢餓を根本的に解決するため設立した財団)によるプロジェクトの一環、「モダン・マスターズ・オブ・フォトグラフィー/ジャパン」の12人の写真家の一人に選出され、その草の根的支援活動に賛同し「Blue Lotus」を寄贈。
内藤忠行 オフィシャルサイト
https://photohouseom.com/
■会場
OM SYSTEM GALLERY(旧 オリンパスギャラリー東京)
▶営業時間・アクセス
●営業時間
10:00~18:00
火曜・水曜定休、GW・夏季・年末年始の長期休業
●所在地
〒160-0023
東京都新宿区西新宿 1-24-1 エステック情報ビル B1F
電話番号:03-5909-0190
●アクセス
新宿駅西口から徒歩5分
新宿西口地下ロータリー左側の地下道を都庁方面に進む。地下道上部に「エステック情報ビル」の表示あり。
都営地下鉄大江戸線都庁前駅から徒歩4分
B1出口から地下道を新宿駅方面に進む。地下道上部に「エステック情報ビル」の表示あり。
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