宮本裕史ジャズトランペット アドリブレッスン風景・尚美ミュージックカレッジ専門学校編 その8
Автор: 宮本裕史 みやもとやすし
Загружено: 2025-12-20
Просмотров: 1327
宮本裕史ジャズトランペット アドリブレッスン・尚美ミュージックカレッジ専門学校編 その8です。
ーーーーー以下動画内テロップーーーーーー
東京文京区に有ります尚美ミュージックカレッジ専門学校にてレッスンをするようになり、いまは7年目。
今回一緒に演奏するのは、いままでの専攻の学生の中で一番ストレートなジャズ寄りの進路希望を持っている彼、澤谷柑太郎です。
たった2年間の関わり(※)でしたが素晴らしく成長し、今では僕とこのように一緒に演奏しても全く見劣りしない、いやむしろ僕を遥かに勝っている部分が多い、そんな奏者に進化しました。(※=オープンキャンパスにも来ていたので実際は5年くらいの付き合い)
山野ビッグバンドコンテストの優秀ソリスト賞受賞や、様々な大きな舞台での経験を積み、メキメキと進化する彼との練習ももうそろそろ終わりなので、記念に動画を撮ることになりました。
彼は入学前から大変素晴らしいソロを吹いていましたが、ここではその頃からの技術を少しセーブしてもらい、今までレッスンで学んだアドリブ技法を多めにして演奏してもらっています。
(なので、彼の実際のライブでの演奏とは少し印象が違う内容かもしれません)
レッスンでの内容は「きちんとジャズ理論に則った、無伴奏でもコードの流れを感じさせることが出来るようなソロを目指す」というモノで、それまで優秀なメロディセンスとハーモニーセンスを駆使していた彼にとっては、練習とりかかりの時期にかなり苦戦するものでした。
しかしすぐに慣れ、急速にその技能を習得しました。今回は動画用にわかり易くなるようコード楽器の伴奏を入れていますが、仮にそれを消してメトロノームだけで演奏も、十分に音楽を成立させられるだけの技術を身に付けています。
曲はAll The Things You Areのコード進行でのアドリブ。この曲はあちこちに転調していくので少し複雑なことをやろうとするとミスをしがちな、いわゆる難曲の一つです。
僕自身、うっかり間違えないように意識的にキー(=調)の移り変わりを心に刻んでいないととんでもないミスをやってしまう事があります。
しかし上述の鍛錬のおかげ、澤谷君は大胆で独創的な試みをアドリブ中に盛り込む余裕もあり、自由度の高い演奏になっています。
もちろんプロとしてやっていく事を考えればまだ100点の演奏では無いし、ソロ以外の部分での演奏、またバンドメンバーとしての仕事や心構えなど、学ぶべきことは様々と残っています。
学校に居るうちに全て伝える事は出来ないですが、きっと彼なら色々な機会で謙虚に課題を見つけ独力で身に付けていく事でしょう。
思い返してみれば僕が教えたことなんて本当に少ないですし、僕が彼の分の練習を代わりにやってあげた、なんてことも当然ありません。
彼の成長で得たものは全て彼の手柄であり、それなのに「わしが育てた」なんてこんな動画で僕がいうのはいけませんね。
先生としてではなく、一緒に練習してきた友人として、彼のこんな高いレベルまでの進化を喜び、また、今後の更なる進化に夢を思い抱きたいと思います。
Доступные форматы для скачивания:
Скачать видео mp4
-
Информация по загрузке: