【専門家解説】今回の地震は「起こるべくして起きた」 過去にも同様の大きな地震が…後発地震に警戒を
Автор: STVニュース北海道
Загружено: 2025-12-08
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なぜ青森県沖で大きな地震が発生したのか。
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今回の地震のメカニズムや今後の見通しについて専門家に聞きました。
(北海道大学 高橋浩晃教授)「今回の地震は青森県東方沖を震源とするもの。この地域では過去にも繰り返し今回と同じような大きな地震が発生。1968年には十勝沖地震が起こって函館などで大きな被害。国の評価でも地震が起こる確率が高い地域。起こるべくして起こった地震」
今回の地震では、道内では太平洋沿岸中部で津波警報が発表され、観測された中で最も高かったのは浦河町の50センチでした。
これについてはー
(北海道大学 高橋浩晃教授)「津波警報は安全側に立って発表するのが大原則。気象庁は万が一を考えて警報を出した。今回はたまたま警報より小さかったが、条件によっては十分大きくなることも考えられる。警報が出た場合は沿岸部の浸水域にお住まいの方は避難をすることが大切」
青森県東方沖で起きた今回の地震。
過去には根室沖から東北の三陸沖にかけて1回目の地震のあとにさらに大きい地震が起きたケースもあり、専門家も1週間程度の警戒を呼び掛けています。
(北海道大学 高橋浩晃教授)「今回のような大きな地震が起きた後に起きた地震を後発地震と呼ぶ。ときどき最初の地震よりも大きな地震が発生する。だいたい100回に1回くらい大きな地震が発生する。可能性としてはかなり小さいが、改めて避難経路や避難場所の確認。寒くなっているので警報が出たときにはすぐに暖かい服装で外に出られるような普段の対策を改めて見直していただく」(2025年12月9日放送)
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