エクアドルの治安についてわかりやすく解説します

■「マフィアだ」生放送中に武装グループが乱入　約15分間、占拠の様子がリアルタイムで放送　南米エクアドル｜TBS NEWS DIG
   • 「マフィアだ」生放送中に武装グループが乱入　約15分間、占拠の様子がリアル...  

かつて平和だったエクアドルは、現在では1時間に1人が殺されるほど治安が悪化しています。

原因は、隣国コロンビアやペルーでの麻薬取締強化により、エクアドルが麻薬の中継地点となったことです。

特に港町グアヤキルや国境近くのエスメラルダス、カルチなどで犯罪が急増しています。

国内ギャング「ロス・チョネロス」は、メキシコのシナロア・カルテルと手を組んで勢力を拡大し、政治家や警察とも関係を持つようになりました。

そこから分裂した「ロス・ロボス」は、別のメキシコ麻薬組織CJNGと連携し、「ロス・チョネロス」と対立します。

さらに「ロス・ティゲロネス」という若者中心の過激派も登場し、警察襲撃や爆破事件を起こしています。

「ロス・チョネロス」のリーダーであるフィトは刑務所内で権力を握っていましたが、2024年1月に脱獄しました。

これを機に全国で犯罪が急増し、ノボア大統領は非常事態を宣言し軍を出動させました。

ノボア政権は、20の犯罪グループをテロリスト指定し、軍の介入を可能にしたほか、新たな厳重な刑務所の建設やアメリカDEAとの協力にも取り組んでいます。

エクアドルは危機に直面していますが、政府はギャング撲滅に本腰を入れています。


ミジンコでも理解できるように
分かりやすく解説します。


【BGM】
甘茶の音楽工房さんの「青い空を見ていた」と「MoonSpring」という
BGMを使わせていただいています。

本編
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エンディング
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