【日本の近代土木遺産 旧稲核橋(いねこきはし)】1936(昭和11)年に梓川を渡る橋として旧国道158号線上に完成。その後稲核ダム建設で廃道・廃橋となり、国道158号線の脇に現在も残ります。
Автор: Discover NAGANO
Загружено: 11 нояб. 2021 г.
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旧稲核橋は、梓川を堰き止める稲核ダムの建設に伴い1965(昭和40)年に現国道158号線の稲核橋が開通し役目を終えました。日本の近代土木遺産Cランク(市区町村指定文化財あるいは国の有形登録文化財クラス)に該当し、現存する重要な土木構造物2800選の一つです。
現在の稲核橋は4代目になります。旧稲核橋からはさらに1903(明治36)年完成の旧旧稲核橋のものとみられる橋台が確認できます。
松本市内から上高地や乗鞍高原へと向かう国道158号線にかかる稲核橋を通ったことがある人も多いでしょう。「稲核」と書いて「いねこき」と呼びます。松本市街地を抜けて、そろそろ山間部に差し掛かるというタイミングで梓川をまたぎます。稲核橋の向こう側にあるのが稲核ダムです。
この稲核ダムを作る際に廃道・廃橋となったのが1936(昭和11)年に竣工(完成)した旧稲核橋です。この橋は今でも車で渡れる程度の強度は残っているようですが、その先はダム工事によって分断されて通れません。
旧稲核橋は「鋼スパンドレル・ブレースト・アーチ(上路)」いわゆる「上路アーチ橋」です。上に凸な弓のように反った曲線を備えた形式なので、歩いてみると少し中央が盛り上がって緩やかに山なりになっている様子がわかります。ガードレールは現稲核橋と比べると簡単な作りです。
橋の上には土が溜まっていて、未舗装路みたいになってます。所々に草が生えていて、年月の経過を感じます。
稲核橋は、初代は1884(明治17)年に完成した木造刎橋です。つまり、旧旧旧稲核橋です。さすがにこの橋は撤去されて残っていませんが、1903(明治36)年に完成した旧旧稲核橋の橋台や親柱は今でも残っています。
ちなみに、ネットで調べたところ、旧道沿いにはかつての集落跡としてなまこ壁の土蔵跡があるそうですが、確認できませんでした。興味のある方は是非散策してみてください。
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