岐阜で初の高校生見習い舞妓「生まれ育ったところで安心してやりたい」育成団体と高校が協力 (24/03/27
Автор: メ〜テレニュース
Загружено: 2024-03-27
Просмотров: 6199
岐阜市の伝統芸能を守ろうと、新たな一歩です。江戸時代から伝わる「芸舞妓」をめざし、岐阜県では初めて、高校生が春から修行を始めます。
三味線の音色に合わせて踊る芸舞妓。
岐阜市では、江戸時代から客をもてなす遊宴文化が続いています。
「岐阜の花柳界や伝統芸能に昔から興味はあるのですが、きょうは機会をいただいたので、久しぶりに参加して楽しいです」(客)
「コロナ明けでこういう会はいいなと改めて感じました。対面で皆さん一緒に騒げる日本文化を感じられていいなと思うところです」(客)
岐阜の芸舞妓が活躍する舞台の1つが、長良川鵜飼の観覧船。
船の上で舞などを披露する「船遊び」は、全国的にも珍しく岐阜ならではです。
「私たちはこの帯結びを『矢の字くずし』と呼んでいるが、京都の舞妓さんだと“だらりの帯”をしているが、舟の狭い中を移動しても邪魔にならないように、岐阜ではこういったコンパクトな帯結びになっています」(岐阜の舞妓 喜久有さん)
しかし、芸舞妓の育成団体「岐阜伎芸学院」によると、昭和初期には500人ほどいた芸舞妓は年々減少し、現在は12人だけになっています。
新たな一手を打つ
この状況を変えようと、学院が新たな一手を打ちました。
岐阜市に住む広瀬希さん。この春、中学を卒業し、4月から中京高校の通信制に入学します。
さらに、「岐阜伎芸学院」にも通い、舞妓を目指して修行を始めます。
「一度舞妓さんのメイクをして写真撮影をしたときに、きれいだな、かわいいな、かっこいいなと思って気になっていたが、お母さんと京都に行った時に『舞妓さんが気になっている』と言ったら、お母さんが花街に連れていってくれて、舞妓さんを見ていいな、こんな風になりたいなと思った」(広瀬希さん)
実は、広瀬さん、岐阜では初めての高校生の“見習いさん”です。
「岐阜でも学べるという形を作りたい」
「岐阜は18歳からということで断っていたが、京都に行ってしまう子たちを岐阜に引き留めるではないですが、岐阜でも学べるという形を作りたい」(岐阜伎芸学院 小野崎隆賢 代表理事)
学院ではこれまで、お座敷に上がることができる18歳以上の希望者を受け入れてきました。
しかし、他県では中学卒業後、すぐに修行に入れる地域もあり、人材流出が課題に。
学院は、今年4月から受け入れ年齢を15歳以上に引き下げることにしました。
「初めは京都まで行って、中学卒業したら高校も行かずに京都に行こうかなと思ったが、自分の生まれ育ったところで、一番安心してやりたいなと思ったし、少しでも岐阜の文化の役に立ちたいなと思ったので」(希さん)
学院と通信制高校が連携
高校進学と舞妓の修行。希さんをバックアップしようと、学院では、通信制高校との連携を始めました。
高校での学習の進め方について、学院と高校の先生がヒアリングをしています。
「通信制高校が今、多様化しているということで、伎芸と学業を併用するというのも1つの方法ではないかと」(小野崎代表理事)
「最近は積極的に自分の進路のために、通信を選ぶ子が増えている。レポートの採点は高校が全部するが、残りの時間を使って、芸事の勉強をしっかりとしていただく」(中京高校通信制課程 島氏圭介副校長)
希さんの母は、この協力体制についてこう話します。
「高校は出てほしいという自分の気持ちもあり、伝えていたところもあるので、そこの仕組みは本当にいいなと思いました」(希さんの母 愛さん)
岐阜伎芸学院は、今後も高校と協力を続ける方針です。
「舞妓だと中卒のままというのも多いが、きちんと高校資格が取れることや、一般的な教養も学んで、平行して大事な高校生の期間で、遊宴文化を学ぶ場があるのが大切だと思っているので、岐阜の伝統的な饗応の文化を担う、人材を育てる場になるといいなと思うし、それが1つの目標です」(小野崎代表理事)
(3月27日15:40~放送 メ~テレ『ドデスカ!+』より)
#メーテレ #名古屋テレビ #ドデスカ #ドデスカプラス
【メ~テレニュース】
● / @nagoyatvnewsch
【ドデスカ!ch】
● / @dodesuka
【X(旧ツイッター)】
●メ~テレニュース
/ nagoyatv_news
●ドデスカ!
/ dodesuka_6ch
●ドデスカ!+
/ dodeplus_6ch
Доступные форматы для скачивания:
Скачать видео mp4
-
Информация по загрузке: