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御杖神社（宇陀郡御杖村神末1020）奈良の爺々
Автор: 奈良の神社巡り。あなたの知らない神社を紹介。
Загружено: 2024-02-24
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三重県境に近い神末川.西岸の、通称斎宮に接して鎮座の社を式内社御杖社にあてられている。「大和志」に今葛ノ明神と称し近隣八村共祭祀に預かるとあり、祭神は久那戸神・八衢比古神・八衢比女神・古棟札に上津江之御宮・国津大明神・上之宮九頭大明神・九頭大明神・牛霊天王社とあり、
応三年以降は牛頭天王がもっとも多い。現社名は明治三十年の制定である。
「惣国風土記」逸文に「宇陀の郡、篠幡の庄。御杖の神の官。祭れるは正魂霊にあらず、倭比売命、天照大神を戴御杖と偽りて此の地に至りき。
仍りて御宮地を尋ねて三月を経、終に神戸と偽しき」とあり、大神の分霊を奉斎、旧跡から社名にしたと伝えている「大和志料」。現祭神を久邦戸、八衢比古、八衢比女三神とするのも、御杖の社名に付会したもので、さらに拠証がないとは、同じ「大和志料」の説である。なお当社が大和・伊賀国境に鎮座することから、「延喜式」臨時祭式にある機内十所の疫病の社として、国津大明神と牛頭天王を祀ったとも考えられる。神宮寺について明らかではないが、棟札に、伊賀国名張郡宝蔵寺・同郡妙楽寺・密嶽山真福院などの寺号がみえる。祭礼日の十二月五日（元は旧九月九日）に、古代の人身御供の名残の、芋鉢の御供をする。 ₋奈良県史第五神社-より
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