万博の従業員食堂にテレビ初潜入 一日1500人利用 ハラル対応も 運営は55年前の大阪万博にも出店した福岡の企業「誇りに思う」
Автор: RKB毎日放送NEWS
Загружено: 2025-08-18
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お盆休み期間もにぎわいを見せた大阪・関西万博。
開幕から4か月で訪れた人はのべ1600万人以上に。
その来場者や、運営にかかわるスタッフたちを“食”で支える福岡の企業があります。
舞台裏にテレビカメラが初めて入りました。
万博スタッフの”力の源” 従業員食堂
4月13日の開幕から4か月が経過した大阪・関西万博。
世界の文化や最先端の技術に触れることができる会場には、一日約13万人が訪れています。
そして、その会場ではパビリオンスタッフや警備員、ボランティアなど日々、約1万8000人の関係者が汗を流し、万博の運営を支えているのです。
そんなスタッフたちの力の源になっている場所が・・・RKB 本田奈也花 アナウンサー
「万博会場のバックヤードです。こちらは地図にも載っていない場所なんですが、この建物がスタッフのみなさんがパワーを養う場所だということなんですね。こちら従業員食堂なんです」
そう、大阪・関西万博の従業員食堂。
テレビカメラが入るのは今回が初めて。
万博の舞台裏はどうなっているのでしょうか。
メニューは8種類 一日1500人が利用
RKB 本田奈也花 アナウンサー
「うわー、かなり広いですよ。今も多くの方が利用されています。中には警備されている方、パビリオンのスタッフの方など、様々な分野の方が見られますね」座席数は352席。
一日約1500人が利用するという従業員食堂。メニューは定食に麺類、カレーなど8種類。
一番人気は“日替わり”この日は「豚天丼ミニおろしぶっかけうどんセット」
ボリューム満点のスタミナメニューでした。利用したスタッフ
「めちゃくちゃおいしいですよ。僕ら歩き回る仕事なのでがっつり食べたいときはこのようなメニューを選んでいます。勤務の時は毎日来ていますね」
夕方まで続くピーク ”ハラル”にも対応
従業員食堂の名前は「スタッフキャフェテリア ウエスト バイ ロイヤル」運営しているのは・・・福岡生まれのファミリーレストラン、ロイヤルホストなどを手掛けるロイヤルグループです。
万博会場では、職種によりランチタイムがバラバラ。
ピークは正午から午後4時までと長く続きます。
厨房は調理に追われ、配膳も手と足が止まることはありません。スタッフ
「忙しいです」
158の国と地域が参加する今回の万博。
従業員食堂にもさまざまな国の人がお腹を満たしにやってきます。韓国館のスタッフ
「よく来ます。天丼とうどん。日本食はおいしい」
そして、イスラム教徒が食べることを許されているハラル認証を受けた料理も提供しています。インドネシア館のスタッフ
「とてもおいしいです。私たちはインドネシアからきました。私たちの国の食べ物はハラルです。従業員食堂は食べることが出来る料理を選びやすい」Staff Cafeteria WEST 鈴木貴人 店長
「お店のコンセプトとして食事を楽しむという事を掲げているので、お客さんに食事を楽しんでもらうために僕らがどういうことができるのか、一番はマスクしていますけどお客さんに声をかけて、笑顔で接するとかというところに力を入れてやっています」
55年前の大阪万博からつながりが
ロイヤルグループが万博会場で“食べ物”を提供するのは、今回が初めてではありません。
そこには長い歴史と深いつながりがあったのです。始まりは、今から55年前の1970年。
アジア初の国際博覧会となった「大阪万博」でした。
世界の科学技術の粋を集めた、日本の発展を象徴する一大イベント。その中で特に人気が高かったアメリカゾーンに、4店舗のレストランを出店しました。創業者の長女で現在、相談役を務める冨永さんです。
大阪から遠く離れた福岡の企業が出店の依頼を受けるかどうか、大きな決断が必要だったといいます。ロイヤルホールディングス 冨永眞理 相談役
「冒険をするもんじゃないと。万博に出店なんてあんな離れたところに、しかもどうなるかわからない、本当に満足いけるオペレーションができるのか、そんなのやめた方がいいって。創業者も、トントンまででいいって得られるもの山のようにあるはずだから勉強だよと思って出ようと、チャレンジです」
いざ始まってみると、入場者数は一日平均35万人と大盛況の大阪万博。
アメリカゾーンの店では一日ステーキ2000枚、ハンバーグも2000枚売れるほどの賑わいぶりでした。
セントラルキッチンで一括調理 福岡から大阪へ冷凍輸送
この大量の料理を美味しく、効率よく提供できた理由は、万博開催の前の年に福岡市に完成したセントラルキッチン。ここで一括して食品の仕込みや調理を行い、冷凍して、毎日、トラックで福岡から大阪の万博会場まで運んだのです。
当時、画期的だったこのシステムによって、万博会場にある各国のレストランの中で売り上げ1位を記録する大成功を収めました。そして今回も、このセントラルキッチンで調理された料理が、毎日、万博会場に届けられています。ロイヤルホールディングス 冨永眞理 相談役
「万国博覧会ではたくさんのお客様にあった料理を提供する。そういうイベントに、私どもが55年前も今度も出させていただくっていうのが、本当にありがたいことだし誇りに思う」
来場者向けのレストランも出店 コース料理も
そして、55年前と同様に、来場者が利用できるレストランも。
RKB 本田奈也花 アナウンサー
「こちらがラウンジ&ダイニング。食事のいい香りがしています。かなり開放感があります。多くの方がお食事を楽しんでいらっしゃいます」ビュフェ形式で和食・洋食、常時70種類の料理を楽しむことができるレストラン。ラウンジ&ダイニング 岡野孝志さん
「ロイヤルらしい洋食のメニューをとり入れさせていただいています。その中でもビーフジャワカレーは通常のロイヤルホストで提供させていただいているジャワカレーと少し違って、国産牛を使用した万博特別なバージョンで提供させていただいています」料理のこだわりもさることながら、暑~い万博会場の中でゆっくり一息つくことができる貴重な場所になっているんです。来店客
「ほかの所は並ぶんですけど、ここは並ばずにすっと入れて料理もおいしいので満足しています」来店客
「妻の両親が千葉県から2泊3日で来ていただいたんですけど、ぜひ万博を2人に案内したいと思って来ました。ゆったり食事ができるのと、小さい子を連れてご飯が食べやすいので、予約して来させてもらいました」さらに、建物の奥には7つの個室が。こちらでは、贅沢なコース料理を堪能することができます。RKB 本田奈也花 アナウンサー
「噛めば噛むほど、どんどんどんお肉が溶けていく感じですね。おいしい」ラウンジ&ダイニング 青柳征司 料理長
「万博会場の中でこれだけの設備があって、これだけゆっくりできる店舗はなかなかないと思います。本当にゆっくりしていただいて、楽しんでいただければと思います。そのために我々全力でお客様のためにお料理とおもてなしをさせていただきます」
大阪・関西万博は残すところ あと2か月。福岡の企業の“美味しさを提供する”チャレンジは続きます。
詳細は NEWS DIG でも!↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/rk...
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