𝄆Sumor𝄇 ／ feat.IA

過ぎた夏に置き残した[僕]のこと

Music & Lyrics: Hamina
Illustration: くちさけ
曲名は「スーモア」と読みます。

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歌詞
ただあの日に絡まった
切り出せない言葉と夢とを
僕は夏を背に立って
また駆け出してく

今日も何も変わらない
蒸せるだけの長い炎天下なのに、なあ
どこか足りなくて答え探してる
夏の綺麗事並べて切り取って終えていく？
なんてもうどこにあってさ
聞き飽きてるからさ

もう何も埋まらないからさ
上手くまとまらない
今日だけをさ生きる理由が
良くも悪くもない、意味もない
見えない[君]に今伝えてもほら

何も[君]に届かないな
「いつか」すら目を逸らした[君]に
そういう僕はどうだろう
夢見た君みたいに笑えてる？
夏を抜け出してく
ずっと白昼夢見ている夏を
[君]に振り返らず
僕は走り出していた

独り[僕]は泣いていた
褪せるほどに離れてく声と言葉、嗚呼
「もう一度」なんて来るわけないから
なのに「いつか」って少し縋るように誰かを待つ？
なんてもう何度繰り返し、目を覚ましてるのか

碧い空、僕は斬り裂くように
[君]が見た、未来描けるように
夢じゃない過去の願いも溶かして
だからもうさよなら
離れられない凪いだ雲

全て僕を通り過ぎた
いつの間にか一人の夏でさ
もう寂しいなんて夢見た頃だけで十分だ
ぼやけてく空色
僕は薄明のまま越えてく
明日を惜しむように望む
それだけだったの

今日も[君]は僕の方へ
僕は[僕]がいない日の方へ切り出した
「まだ」って止めたくなる声を置いていく
数年後の[君]に今この時の言葉を残す
「いつか夏のことを全て[君]に届けるから」
いつかすら目を逸らした[君]に
そういう僕はどうだろう
夢見た君みたいに笑えてる？
夏を抜け出してく
ずっと白昼夢見てる夏を
[君]に振り返らず
僕は走り出していた



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