【作業用BGM】世界を救った剣、その先に君はいない|異世界ファンタジーBGM The Sword That Saved the World Took Her Home Away
Автор: Melodyborne Springs
Загружено: 2026-01-15
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異世界ファンタジー音楽をお届けします🎵
作業用に、寝る前に、読書に、勉強にご活用いただけると嬉しいです。
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【ストーリー】
夕日の草原は、竜の墓標を長い影で包んでいた。
風が草を揺らし、石に刻まれた竜の名を撫でていく。
彼は剣を地に突き、静かに息を整えていた。
彼女は少し離れた場所に立ち、その背中を見つめている。
「……ここに来るのは、お嫌でしたか」
彼女が先に口を開いた。
声は穏やかで、けれど風に溶けそうだった。
「いいえ」
彼はすぐに答えた。
「貴女が来られる場所であれば、どこでも」
彼女は小さく笑う。
「相変わらず、言葉を選びますね」
「選ばねばならぬ言葉が、多すぎるのです」
沈黙。
遠くで、鳥が夕空を横切った。
彼女は墓標に視線を向ける。
「この剣で……世界は救われました」
「はい」
「でも」
彼女は続けなかった。
代わりに、指先がかすかに震えた。
「……もし、あの日」
彼が言いかけて、言葉を止める。
「言わないでください」
彼女は首を振った。
「“もし”は、ここには置けません」
彼はゆっくり彼女のほうを向く。
金色の瞳が、夕焼けを映して揺れた。
「貴女は……強い方です」
「そう見えますか?」
「はい。私より、ずっと」
彼女は少し困ったように笑う。
「ここから先は」
彼は一歩、距離を保ったまま言う。
「私は、同行できません」
「知っています」
「……それでも」
「ええ」
彼女はまっすぐに彼を見る。
「それでも、あなたはここまで来てくれた」
二人は、ほんの一瞬だけ目を合わせた。
それだけで、十分だった。
「英雄殿」
彼女が静かに言う。
「どうか、前を向いて歩いてください」
「……承知しました」
彼は深く頭を下げる。
「貴女も、ご無事で」
「ええ」
別れの言葉は、それ以上いらなかった。
彼が背を向けると、彼女はその背中に視線を預ける。
夕日の中、
世界を救った剣と、居場所を失った血が、
同じ草原に、もう二度と交わらない影を落としていた。
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