日本海軍特殊潜航艇 甲標的 甲型 PART.2 / Type A Kō-hyōteki-class submarine

甲標的は、米国との艦隊決戦時に洋上で主力艦漸減作戦に使用する特攻兵器構想（人間が誘導装置となる魚雷）から計画が始まり、後に魚雷を搭載した小型潜水艇とされたものです。1940年11月に制式採用され、初期生産型の甲型が53隻（内試作型2隻）、改良型の乙型が5隻（甲型からの改修）、要地防衛用の丙型が47隻（内訓練用10隻）の合計100隻（諸説あり）が建造されました。太平洋戦争緒戦では真珠湾・シドニー港・ディエゴ・スアレス港攻撃などの泊地攻撃等に投入、その後は要地防衛用として各地に配備されています。映像は真珠湾で浮揚後鹵獲された甲標的 甲型です。

●関連動画：日本海軍特殊潜航艇 甲標的 甲型 PART.1
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排水量：46 t (潜航時)
全長：23.9 m
幅：1.85 m
全高：3.4 m
船体高さ：1.88 m
推進器等：同軸反転スクリュー/224 × 特D型 蓄電池
　　　　　電動機 (600 HP/1800 rpm）
速度：浮上時 23ノット
　　　潜航時 19ノット
航続距離：2ノットで100海里
　　　　　6ノットで80海里
　　　　　19ノットで 18海里
試験潜航深度：100 m
乗員：2名
武装：450 mm 九七式魚雷×2（後に二式魚雷へ換装）
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