【1966 昭和東京（解説付き）】昭和41年、今から60年前の東京は、まだ戦争の爪痕を残すように広い空き地が多く、人口は増え続け、安い労働力にあふれ、内外の需要も伸び続け、活気と期待に満ちた時代だった

1966年（昭和41年）の東京――それは、戦後の記憶がまだ街角に残りつつも、高度経済成長の息吹が確実に広がっていた時代です。本映像は、ドイツのテレビクルーが記録した貴重なドキュメンタリー。長屋暮らしの家族、新聞配達や牛乳配達、団地に暮らす若い世代、そして通勤電車に揺られる人々の姿が、当時の生活のリアリティを映し出します。家電の普及、商店街の賑わい、秋葉原の活気ある電気街、中小企業の機械工場、大量生産の大規模工場、大企業の成長など、日本の暮らしと産業が目覚ましく変化していく様子を、多彩な映像とともに丁寧に解説しています。時代の空気を、ぜひ映像でご体感ください。