『平成狸合戦ぽんぽこ』(1994)予告編

『平成狸合戦ぽんぽこ』(1994)
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『平成狸合戦ぽんぽこ』(1994)

高畑勲監督作品のうち、唯一、原作を持たないオリジナル作品。多摩ニュータウンという実在の土地を舞台に狸が奮闘するという奇想天外な物語。ジブリ作品ではじめてのCGを使用した作品であり、実写映像が使用された唯一の作品でもあります。

語り（ナレーション）は3代目古今亭志ん朝。軽妙な語りにはプレスコアリングが採用されていて、その魅力が最大限に活かされています。

『平成狸合戦ぽんぽこ』あらすじ
昭和40年代のこと。東京・多摩丘陵は緑豊かな土地でした。多くの狸たちがそこでくらしていましたが、多摩ニュータウンの建設が推進され、山や森が奪われつつありました。狸たちは会議の末に、伝統的な「化学」（ばけがく）の復興とその習得を決定します。

化学を学び身につけた狸たちはさまざまなものに化けて人間を脅かし、建設に抵抗しようと試みますが、人間を撃退するにはほど遠く……狸たちの抵抗は百鬼夜行を実体化させニュータウンへ侵攻する「妖怪大作戦」にまで発展しましたが、失敗に終わってしまいました。狸たちにはこれ以上できることはないものでしょうか。

原作・脚本・監督 高畑 勲
企画 宮崎 駿
プロデューサー 鈴木敏夫
主題歌：「アジアのこの街で」、「いつでも誰かが」（上々颱風）
声の出演
古今亭志ん朝 ⋅ 野々村真 ⋅ 石田ゆり子 ⋅ 三木のり平 ⋅ 清川虹子 ⋅ 泉谷しげる ⋅ 芦屋雁之助 ⋅ 村田雄浩 ⋅ 林家こぶ平 ⋅ 福澤 朗 ⋅ 桂 米朝 ⋅ 桂 文枝 ⋅ 柳家小さん
上映時間 約119分
配給 東宝
公開日 1994.7.16（土）

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