週末に向け“お祭りムード”高まる、『仙台・青葉まつり』…30年ぶりに新しい山鉾やすずめ踊り

5月17日・18日に、杜の都の初夏の風物詩『仙台・青葉まつり』が開催されます。
93万人の人出が見込まれ、会場ではお祭りムードが高まっています。

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仙台市青葉区一番町の商店街では、先週末からまつりのメインイベント『時代絵巻巡行』に参加する12基の山鉾が並んでいます。

ことし30年ぶりに新たに加わった山鉾は、生活用品大手・アイリスオーヤマが制作した『五穀豊穣山鉾』です。
塗装されていない白木の状態はことしだけで、貴重な姿です。

定禅寺通の中央緑道にお目見えしたのが、『伊達門』です。
夜になると、竹に雀・伊達家の家紋が入った巨大提灯に火が灯ります。

そして18日日曜日に行われる『時代絵巻巡行』。
午後3時過ぎには、山鉾12基が定禅寺通に勢ぞろいし、パフォーマンスが披露されます。

2024年までは勾当台公園市民広場に設置していたステージや出店は、ことし（2025年）は西公園の北側エリアに移します。

竹中弘記者リポート
「会場となる西公園ではすでにステージが組みあがり、その前には客席も並べられています。まつりに向け、着々と準備が進められている」

広さは、去年の2倍ほどで、会場近くでは人力車の乗車体験などもできるということです。

公園の近くにある飲食店です。

店主・阿部 美佐子さん）こちら豆腐ハンバーグプレートです

ヘルシーな豆腐ハンバーグが看板メニューのカフェでは、まつり当日は店が満席になるのではと期待しています。

店主・阿部 美佐子さん
「今まずっと逆だったでしょ。勾当台の方に流れていた人たちが、急にこっちの方に流れてくるわけでしょ。すごくこの辺がにぎやかになって、すずめ踊りのリズムが響き渡るのかなと」

すずめ踊りの踊り手たちも準備万端です。
聖和学園高校の生徒と教員の有志でつくる雀組は、ことし3回目の参加です。

聖和学園高校 雀組・武田 琉依さん（3年）
「例年に比べてどんどん仕上がりがよくなって、ことしの青葉まつりはとても良い披露ができると思います。高校生らしく若々しく、見ている人に笑顔を届けられるように大きく披露していければ」

『仙台・青葉まつり』の主催者は、17日・18日の2日間で、去年（2024年）並みの93万人の人出を見込んでいます。

仙台・青葉まつり協賛会 大内 聡さん
「熱中症になるお客様が毎年いらっしゃいますので、水分を必ず摂るようにお願いしたい」

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