韓国・大邱市、四川省成都に代表処を開設　企業進出の助けに

中国四川省成都市で１０日、韓国大邱市成都代表処（代表事務所）が開設された。大邱市が海外に代表事務所を設けるのは、上海、ベトナム・ホーチミン、米ロサンゼルスに続き４カ所目。大邱（テグ）市と成都市の国際友好都市締結は今年で１０周年となる。
　大邱市の鄭章守（チョン・ジャンス）副市長は開業式で、「市の貿易額は中国がトップで、特に成都市は重要な協力パートナー。代表処の開設は、大邱と成都の友好協力が新たな一歩を踏み出したことの表れだ」と語った。また、両市は地理的に類似しており産業的にもつながりがあると指摘。特に医療美容や航空物流などの分野での協力が期待できるとの考えを示した。
　両市は２０１５年１１月に国際友好都市関係を締結して以来、公式な交流を続けている。芸術や観光、若者の相互訪問などを通じて人的・文化交流を深め、交流と相互理解を通じて親交を深めてきた。