地歌《海人小舟》 Jiuta "Ama obune"
Автор: 藤本昭子 地歌 official Akiko Fujimoto Jiuta
Загружено: 2020-06-23
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2018年6月24日求道会館で開催致しました「第89回藤本昭子地歌ライブ」(求道会館ファイナル公演)より、地歌《海人小舟》(歌・三弦:藤本昭子、歌・箏:尾葉石輝美)。
Akiko Fujimoto (voice, sangen), Terumi Obaishi (voice, koto) play Jiuta "Ama obune" at Kyūdō Kaikan, 24 June 2018.
今日まで大切に継承されてきた九州系地歌の古曲です。やや哀愁を帯びて、しっとりとお聴かせしなくてはならない歌の節回しが大変難しい曲です。それに対して軽快な拍子と「合戦の手」も引用されている「手事」が、小さい頃から不思議で仕方ありませんでした。好きでもない人と結婚をしなくてはならない、女心の葛藤を表現したのでしょうか?
箏の尾葉石さんのお父上は、熊本の尺八家釼虚霧洞先生(現在は兄上が虚霧洞を継がれています)。お父様の師匠は高名な尺八家鳥井虚霧洞先生で、その鳥井先生は九州系地歌を全国に知らしめた長谷幸輝検校のお弟子さんでもありました。九州系のルーツそのものです。
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