026 ホルン｜そもそもアンゼッツェンとアインゼッツェンとアンブシュア矯正って何？

１．動画の概要
アンゼッツェンとアインゼッツェン。それに加えてアインゼッツェンからアンゼッツェンへのアンブシュア矯正の簡単な解説です。

ティーフ・アンゼッツェンの説明（ホルン奏法の概説）は別途動画のご用意がございますので、そちらをご覧ください。→    • 001 ホルン｜音の出し方①　※必ず概要欄をお読みください！  

—アンゼッツェン—
Das Ansetzen（独）
Setting On（米）
Onset-Embouchure（英）

—アインゼッツェン—
Das Einsetzen（独）
Setting In（米）
Inset-Embouchure（英）

—アンブシュア矯正—
Die Ansatzumstellung （独）
Das Umsetzen（ペンツェル語）
Embouchure-Change（英米）
Embouchure-Correction（サンダース語）

※動画内の演奏動画はいずれも令和2年12月に収録したものです。

マウスピースに関し、小中学生の女性等口自体が小さい人は内径の小さいものを使った方が良い場合があります。奏法習得に目途が立った段階で、リム内径が小さいマウスピースを使うべきかどうかという検討・判断をする機会は必ず設けるようにしてください。口が特に小さい人は内径16.50mmのマウスピースが良い場合もあります。その点、ヨーゼフ・クリアー社やバック社の商品ラインナップは判り易いです。

詳しくは楽器店にお尋ねください。

本動画の演奏動画では18.50mmのマウスピースを使用しておりますが、内径の小さめのマウスピースで演奏している動画もございます。マウスピース選びの参考にしてください。→    • リム内径17.50mmのマウスピースでのテスト演奏  


２．もくじ
00:00 オープニング

マクシム・アルフォンス｜練習曲集 第2巻 第24番（抜粋）
01:12 アンゼッツェン
02:55 アインゼッツェン

解説
03:40 アンゼッツェンとアインゼッツェンの違い
05:35 楽器を始めてから11年間に渡ったアインゼッツェンとの付き合い
05:54 日本で関わった先生方の割れに割れたご所見とそれが裏付けていること
08:01 部活もままならないアンブシュアの状態
09:26 一朝一夕では完結しないアンブシュア矯正
09:55 おかげさまで出るようになったダブルハイB
10:03 人道的に問題があると考えられること
11:53 最優先されるべき歩留まり

アンブシュアの接写
13:13 アインゼッツェン
13:56 アンゼッツェン

14:46 アンブシュア矯正に関するご注意（BGM:テデスコ）


３．推奨教材購入リンク
a. 【基礎奏法習得】ジェームズ・スタンプ｜ウォームアップ＋スタディズ（出版元：Edition Bim）
（原題：James Stamp | Warm-Ups and Studies for Trumpet and Other Brass Instruments）
購入リンク → https://www.koebl.de/en/stamp-james-w...

b. 【音階練習】ルシアン・テーヴェ｜ホルン教本 第2巻（出版元：Editions Musicales Alphonse Leduc）
（原題：Lucien Thévet | Méthode Complète de Cor Band 2）
購入リンク → https://www.koebl.de/en/thevet-lucien...

c. 【リップスラー】バリー・タックウェル｜50の最初のエクササイズ（出版元：Oxford University Press / June Emerson）
（原題：Barry Tuckwell | Fifty First Exercises）
購入リンク → https://www.juneemersonwindmusic.com/...

d. 【基礎総合】クリストフ・エス｜ホルンの基礎練習と毎日のウォームアップ―クリストフ・エス・メソッド―（出版元：Köbl Edition）
（原題：Christoph Eß | HORNBASICS AND DAILY WARM-UPS）
購入リンク → https://www.koebl.de/en/ess-christoph...

e. 【練習曲】ジョルジュ・バルボトゥー｜古典的練習曲集（出版元：Editions Choudens）
（原題：Georges Barboteu | Études classiques）
購入リンク → https://www.koebl.de/en/barboteu-geor...

f. 【ソルフェージュ】城多又兵衛｜ダンノーゼルのソルフェージュ（出版元：音楽之友社）
購入リンク → https://www.ongakunotomo.co.jp/catalo...

g. 【読譜練習】ジョルジュ・バルボトゥー｜読譜練習とエクササイズ（出版元：Editions Choudens）
（原題：Georges Barboteu | Lectures=Exercices）
購入リンク → https://www.koebl.de/en/barboteu-geor...

h. 【基礎総合】フレッド・トイバー｜プログレッシブ・スタディズ（出版元：Medici Music Press）
（原題：Fred W. Teuber | Progressive Studies in Flexibility and Range Development）
購入リンク → https://www.koebl.de/en/teuber-fred-w...
※米ノースウェスタン大学ゲイル・ウィリアムズ名誉教授レッスン時使用教材
※主に非アレキサンダー・ユーザー向け教材

i. 【ノンプレス奏法／基礎総合】カール・ビーリッヒ｜ホルン奏法概説（出版元：Breitkopf）
（原題：Karl Biehlig | Kompendium der Horntechnik）
購入リンク → https://www.koebl.de/en/biehlig-karl-...
※巨匠ペーター・ダムの師カール・ビーリッヒの名著
※練習に際してはWerner Chr. Schmidt社製のマウスピース（使えるようであれば"Sondermodelle Prof. P. Damm PD"）の使用が望ましい

j. 【基礎総合】エルヴェ・ジュラン｜アドヴァンスト・メソッド（出版元：Phoenix Music）
（原題：Hervé Joulain | Advanced Method）
購入リンク → https://www.koebl.de/en/joulain-herve...
※フランス国立管首席ジュランが現代フランスの現場で求められるスキルを得るために書いた教本
※もし使えるようならシルキー30Bというマウスピースで練習してみると良い

k. 【基礎総合】ミヒャエル・ヘルツェル｜ホルンテクニーク 1（出版元：Köbl Edition）
（原題：Michael Höltzel | HornTechnik 1）
購入リンク → https://www.koebl.de/en/hoeltzel-mich...

l. 【練習曲】ジョルジュ・バルボトゥー｜20の協奏的練習曲集（出版元：Editions Choudens）
（原題：Georges Barboteu | Études concertantes）
購入リンク → https://www.koebl.de/en/barboteu-geor...
※g→ e→ lの順番で学習すること。これに加え、「五つの詩曲」や「練習曲風二重奏曲」等他のバルボトゥー作品を関連付けて練習すると良い勉強ができる。後々上級者になったときにその延長線上（終着点）として「ボザ：対話(Entretiens)」等のバルボトゥーが演奏者として初演を手掛けた作品を練習すると良い


※上記購入リンクのほとんどは個人輸入用です。個人輸入に不安がある方は、輸入楽譜専門店に原題をお伝えいただき、取り寄せてもらってください。手数料が盛大に掛かりますが、「それで安心を買う」という考え方もできます。

※先行投資として上記各教本は予め一通りご用意頂くことをお勧めします。（長い目で見れば送料を節約できます。）


４．練習補助器具購入リンク
a. 減圧器／Methodischer Übungsadapter（メーカー：Migma）
購入リンク → https://www.thomann.co.uk/intl/migma_...
※上記リンクの正規品の使用を推奨します

b. パワーブリーズ 重負荷（メーカー：POWERbreathe）
購入リンク → https://www.thomann.co.uk/intl/powerb...

c. B.E.R.P.／バズィング補助器具 （メーカー：berp）
購入リンク → https://www.thomann.co.uk/intl/berp_a...
※これと同様の商品をBruno Tilzが出していますが、そちらはこの商品とは異なり使用時にマウスパイプがズレません。適宜ご選択ください。

※本動画の全購入リンクはアフィリエイト・リンクは一切使用しておりません。


５．略歴
ドイツの大学院においてコンツェルトイグザメン課程（ホルン専攻）を修了しています。博士（音楽）相当。

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