「1日で植えたイネがなくなる」”ジャンボタニシ被害”この10年で最多に 駆除に画期的なシステム開発
Автор: RKB毎日放送NEWS
Загружено: 2025-11-26
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高値が続くコメの話題です。
近年、稲作農家を悩ませているのがイネを食い荒らすジャンボタニシです。
今年の被害はこの10年で最も多くなっています。
こうした中、ジャンボタニシを効率的に駆除する新たなシステムが開発されました。
ぽっかりと穴が開いたような田んぼ
全国一の耕地利用率を誇る佐賀県。神埼市の田んぼではコメの収穫が終わると、二毛作としてムギを栽培しています。
この土の中で冬を越そうとしているのが・・・イネを食い荒らすジャンボタニシです。ジャンボタニシの被害にあった田んぼは、ぽっかりと穴が開いたようになります。
今年のイネの被害株率は1.59%で、過去10年で最も高くなっています。アグリベースにいやま 古賀洋一郎 取締役
「ひどい圃場とかは1日で植えたイネがなくなったりもする。ジャンボタニシがいるところといないところがあるのでそこら辺が難しい」
水の深い場所を好む習性 ドローンで狙い駆除
ジャンボタニシの対策を進めているのが国の研究機関・農研機構です。
まず、ドローンを飛ばして100メートルの高さから田んぼ全体の画像を撮影。その画像をシステムに送ると、田んぼの「高低差マップ」ができあがります。この画像では左側のオレンジの部分が高く右側の水色の部分が低くなっています。ジャンボタニシは水の深い場所を好む習性があるため、そこを狙って対策を打つといいます。
農研機構 九州沖縄農業研究センター 官森林 上級研究員
「薬剤は被害リスクが高い右のこの辺にまくことになります」農薬をまくドローンにマップを読み込ませて飛ばすと・・・RKB 浅上旺太郎 記者
「こちらの田んぼ見ても分かりませんが、画面右側が少しだけ低くなっています、ドローンはその部分狙って農薬をまくということです」農研機構 九州沖縄農業研究センター 高橋仁康 グループ長
「全面まいた場合とドローンで食べられるところだけまいた場合と効果は同じなんですねその代わり農薬は半分で済む、そういう技術です」
物価高で農薬も高騰
古賀さんが所有する50万平方メートルの田んぼにかかる農薬の費用は、物価高の影響もあり今年は150万円に。
効率的に農薬を散布できれば負担を大幅に減らすことが期待できます。アグリベースにいやま 古賀洋一郎 取締役
「農薬の散布はまだまだ勘に頼っているところ、経験によるところが大きいので、うまいことAIとか使いながらプラスアルファ補助的に何か出来ることがあればずいぶん楽になるかなと思います」農研機構 九州沖縄農業研究センター 高橋仁康 グループ長
「大雨が降ると水深が上がって広い面積食べられるというのが、この数年ずっと起きています。ドローン技術で手間をかけず忙しい時期に、しかも少ない農薬でというのが今求められていると思う」佐賀県で進む新たなスマート農業。
農研機構は今後、大手メーカーなどと連携して全国の農家にこのシステムを広げたいと話しています。
詳細は NEWS DIG でも!↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/...
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