【寺社参詣】#94 月照寺(島根県松江市/浄土宗)~歴代松江藩主菩提寺。茶の湯文化とあじさいの寺~ Gessyoji Temple
Автор: 有急ちゃんねる
Загружено: 2025-02-15
Просмотров: 384
神社仏閣めぐり「寺社参詣シリーズ」94回目は、「水の都」と称される山陰最大の都市、島根県松江市の市街地、国宝 松江城の西側に位置する浄土宗寺院、歓喜山月照寺です。
月照寺は、元々は「洞雲寺」という名前の禅寺で、寛文4(1664)年に、松江藩初代藩主で、徳川家康の孫にあたる松平直政が、生母月照院の霊牌を安置するために、浄土宗の長誉上人を開基とし蒙光山月照寺として復興したのが始まりです。
直政の没後、二代藩主 松平綱隆が、父 直政の遺命により月照寺境内に御廟を造営。この時に山号を歓喜山に改め、以降九代 松平斉貴までの松江藩主の菩提寺とされてきました。(松平家の松江藩主は10代 松平定安までありますが、10代はその在任中に版籍奉還と廃藩置県が実施され、藩主(版籍奉還後は知藩事)を免官され、没後は東京都文京区の神齢山護国寺に墓所が造営されています。
境内は、旧本殿跡や、書院・現本堂、鐘楼、御霊屋の他は、ほとんどが松江藩主の墓所で占められており、その保存状態が良いことから、寺域全体が国の史跡となっています。また、高真院(松平直政)と大円庵(松平治郷(不昧))の廟門は、島根県の有形文化財に指定されています。
旧本堂は明治維新の際に取り壊され、現在では礎石が残るのみとなっています。本尊 阿弥陀如来坐像が安置されている現本堂は、書院と繋がった形で建っており、さらに茶室「大圓菴」とも繋がっています。
本堂と繋がる書院では、参拝受付と、抹茶の接待を受けられるようになっています。
これは、七代松江藩主で、茶人でもあった松平治郷の影響で、この松江の地に茶の湯文化が根付いたことにあります。元々は武士の嗜みとされてきた茶道でしたが、治郷は松江藩内の町民にも茶道を普及させました。
治郷の茶道は、俗に「不昧流」と呼ばれていて、作法や仕来りに縛られすぎない独自の流派で、このため武士などの上流階級のみならず、庶民にも親しまれやすかったのかも知れません。現代の松江でも、多くの家庭で薄茶が親しまれています。
同時に和菓子(茶菓)の文化も進み、今では全国有数の和菓子の消費量を誇ります。中でも「山川」「若草」は、「不昧公好み」として、の銘菓にもなっています。
境内にある松江藩主の墓所の中で、六代 松平宗衍の墓所には、大亀の壽蔵碑が建っています。松江を代表する人物、小説家の小泉八雲は、その著書「知られざる日本の面影」で、この大亀が夜な夜な松江の街を徘徊し、「母岩恋し、久多見恋し…」と、町中を暴れ回って人を喰ったという伝説を紹介しています。「母岩」「久多見」というのは、この大亀の石像を造るにあたり、その材料となった石材の産地・出雲市久多見町のことで、現在も久多見町には「松平不昧公由緒 秘蹟 延命地蔵尊」が祀られています。
また初代 直政公墓所を中心に約3万本のアジサイが植わっており、毎年梅雨の時期になると、咲き誇るアジサイを見に多くの参拝客が訪れます。
歴代松江藩主の菩提寺、その墓所を彩る3万本のアジサイの寺、歓喜山月照寺の動画をご覧下さい。
撮影機材:Panasonic HC-X1500
【使用BGM】
「同じ空の下」(音楽の卵)
https://ontama-m.com/
【Webサイト】
月照寺公式サイト
https://www.gesshoji-matsue.com/
#神社仏閣巡り#月照寺#島根県松江市#お寺巡り#お寺ガイド#雲州松平家#不昧公#浄土宗#パワースポット
Доступные форматы для скачивания:
Скачать видео mp4
-
Информация по загрузке: