虹の鳥と子どもたち〜三枚目の羽〜【アワサンゴ宮殿】
Автор: ポポのおしゃべり♬
Загружено: 2025-11-25
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【虹の鳥 海の中の世界編⑦~アワサンゴの宮殿~】
「うわぁ、何て素晴らしい建物?お城?宮殿なの!これかあ!過去の柱さんが意識を繋いでこんな姿を現してくれた!」
「よく見て!この宮殿全て色とりどりのアワサンゴで出来ているわよ!すごーい!宮殿全てがアワサンゴだなんて!
この可愛い赤ちゃんのお手々の様な触手がゆらゆら揺れて…何だかアワサンゴの宮殿全部が歌を歌ってるみたいだね!」
「凄いなぁこの宮殿…俺見たことがないよ!」
「綺麗ねぇ、何だか優しいゆりかごのような歌がずっと聞こえてくるようだわ。」
「うわぁ、何これ?すっごい数のお魚さん達がこんなにも…」
「おいおいおい…何なんだこれは…次から次に出てきているよ!」
「うわぁ、何百…何千…いや…一万以上いるんじゃないの…色とりどりの様々な種類のお魚さんたち。」
「ここはなんだ?海のお魚さんたちがみんなここから生まれてきてるんじゃないのかい?みんな次から次に出てきていて色んな方向に泳いで行ってる。」
「あれ?海亀さんまで…私たちの所に来るみたいよ。来た来た!海亀さんこんにちは!」
「ねぇ海亀さん…何ここ?こんなにも魚さん達が生まれてるなんてどうなっているの?」
「ようこそ来て下さいました。僕たちのアワサンゴの宮殿へ。ずっと待っておりましたよ。」
「ずっと待ってくれてたの?嬉しい!!でも何で私たちが来ること知っていたの?」
「それは虹の鳥から聞いていたからですよ。子どもたちが必ず来るからって。」
「へぇ~虹の鳥さんから聞いていたのね。」
「と言うことは?」
「と言うことはなんじゃない?」
「やったぁ!三枚目の虹の鳥の羽は近いと言うことだね!」
「それしにしても、ねぇねぇ海亀さん。どうしてこんなにお魚さんたちがここから出てきているの?」
「それはですね、このアワサンゴの宮殿は海のお魚さんたちを産み出している大切な場所の一つだからですよ。」
「やっぱり?やっぱり?だってこんなにもたくさんのお魚さんたちが次から次へと溢れ出て来てるんだもの。」
「そうなのですよ。ここは海の中の命をここから送り出す大切な場所の一つなのですよ。」
「へぇー!そんな凄い場所が海の中にはあったんだね!だけど何で?」
「どうしてこんなにもたくさんの命をこの宮殿から送り出す事が出来るの?」
「良いところに気がつきましたね!
それはですね、これは全部地上のエネルギーと繋がっていて、地上から送られてくるそのエネルギーによってこれだけの命が産み出されている訳のです。
例えば多くの人達の自然を大切にする気持ちや自然を敬う気持ち、そして嬉しいや楽しいワクワクするようなハッピーな気持ちがそのエネルギー源となり
この海底の宮殿に届き、それを命を生み出す原動力にして、これだけの魚たちが産み出されているわけなのです。」
「身近なことでいうとごはんを食べるときに頂きますの言葉や食物への感謝を心に想うでしょう?その感謝のエネルギーが届くんですよ。」
「へぇー!感謝の気持ちがお魚さんたちの命の誕生に繋がってるの?」
「そうなのです。他にもね、地上にいる人達が自然を見て美しいなぁと感動してほめたり、海岸やいろいろな場所のお掃除をしたり、山や道の手入れをしたり、
一人一人のその働きで
この自然にありがとうを届けているとそのエネルギーがここに集まってきて
こんなにもたくさんの命を生み出す事となっているんだよ!素晴らしい循環なんだよ!」
「それっておもしろーい!すごーい!」
「自然って山も海もぜーんぶ繋がっていて、あなた達の笑顔も笑い声も鼻歌もそのステキなエネルギーは全てこのアワサンゴの宮殿に繋がっていると言うことなんだ!
もっと簡単に言うとね、地球と言う一つの星は全てが繋がりあって生きていると言うことなんだよ。分かるかな?
君達のそのワクワクの冒険のおかげでそこに生まれたステキなエネルギーはここに届き、もう既にたくさんの魚たちを世界の海に送り出してきたんだよ!凄いだろう?」
「嬉しいなぁ!私たちの嬉しい楽しいワクワクの気持ちがアワサンゴの宮殿にも貢献できていたなんてますます今この瞬間の喜びの気持ちを大切にしちゃうよぉ~!」
「うわぁ、何て素敵なお話なの!そうかぁ、私たちが地上で自然と戯れて木登りをしたり、
綺麗なお空を見たり綺麗な山を見たりお花を見て感動したりありがとうを届けるとこんなにも海の中で新しい命が生まれていくって事なんだね。」
「その通りです。この地球の秘密の一つをよく気がついてくれましたね。そう言うことなのです。私はここでずっとアワサンゴの宮殿の門番をしている海亀なのです!」
「へぇー!じぁあもうずっとここにいるの?海亀さん何歳なの?」
「数えた事はありませんがまあそうですねぇ。あえてお伝えするなら地球と同じ年っていうことですかね。ヒャッヒャッヒャッ。」
「と言うことは虹の鳥さんとも同じ年ってことなんだね。」
「あぁはいはいはい!虹の鳥は大切な幼なじみですよ!あっ、おっとっと忘れるところでした。そうだった。
それを君たちに渡すために私はここで君たちを待っていたのでした!
虹の鳥から預かっている大切なものですからね。」
「やったぁ!」
「ほいのっ!子ども達がこのアワサンゴの宮殿を訪ねてきたら、渡しておくれと預かっている物があります。それはこの宮殿の奥にあるので私についてきて下さい。」
「やったー!ねぇねぇ、三枚目の羽にとうとう会えるんだね!
こんなステキなところに預けてくれていたなんてさすが虹の鳥さんだ!」
「本当だよね!ワクワクするね!海亀さん、待って待って~🎵」
「うわぁ!それにしても凄い数のお魚さんたち!色とりどりで何て綺麗なんだろう。みんな嬉しそうに泳いでるねぇ。」
「本当だよなぁ。このお魚さんたち一匹一匹が一体どんな冒険をしていくんだろうと思ったらこのままついていっちゃいたくなるくらいだよ!」
(ナレーション)
子ども達はアワサンゴの宮殿の奥の方へと進んでいきました!
【虹の鳥と子ども達~320~ページ】
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