会津の春 アスパラガスの収穫が最盛期 大雪で農業用ハウスの被害が深刻 昭和村のカスミソウ 福島 (25/04/22
Автор: 福島ニュース [福テレ]
Загружено: 22 апр. 2025 г.
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福島県会津地方の「春の味覚」といえば…会津若松市神指町で行われているアスパラガスの収穫だ。朝の引き締まる空気なかで真っすぐに伸びるアスパラガス。会津地方は県内のアスパラガス生産量の約9割を占めていて、今は、やわらかくて甘い「春アスパラ」の収穫が最盛期を迎えている。
■収穫は遅れたものの美味しいアスパラに
例年は寒い冬を乗り越えた3月中旬ごろから農業用ハウスを作ってアスパラを成長させるが、今年は2月の大雪の影響で作業が少し遅れ気味。10日ほど収穫の開始も後ろ倒しになったが、例年と変わらずおいしいアスパラに仕上がっているという。
生産農家の岩橋近芳さんは「皆さんに新鮮なみずみずしいアスパラを食べて欲しいなと思っています」と話した。
■ダメージ受けた昭和村のカスミソウ
春の訪れを感じる一方、同じ農業用ハウスでも大きなダメージを受けてしまったのは…辺りにはまだ雪の残る昭和村。昭和村では、大雪で倒壊したカスミソウの農業用ハウスを撤去する作業が始まった。
奥会津地方のカスミソウは、涼しい気候をいかした栽培で夏と秋の生産量日本一を誇り、2024年は過去最高の販売額7億円を突破するなど徐々にブランド力を高めているところだったが、大雪でこのダメージだ。
カスミソウ生産農家の室井俊一さん(61)は「自分なりに除雪機とかで(雪を)飛ばしたりはしてたんですけど、間に合わなくてつぶされた」という。
■村で農業用ハウス200棟が被害
この道10年の室井さんも、所有する32棟のうち4分の1にあたる8棟のハウスが雪で倒壊した。壊れたハウスの復旧は、5月の作付けに間に合わないためこの分の生産は諦めざるを得ない。村によると、2月の大雪により村内で約200棟の農業用ハウスが被害を受け、損害は2000万円にものぼるとみられる。
室井さんは「(ハウスの)納品が七月か八月頃になる予定という話でしたので、今年はもう間に合わないような感じです。補助事業とかを活用して、なんとか自分の出費を減らしながら今後に繋げて行くしかないかなと思います」と話す。
会津に訪れるうれしい春と厳しい春…福島県などは大雪で被害を受けた農業施設の復旧補助などを通して、福島が誇るおいしい農産物を守るための取り組みを行っていく。

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